「恥ずかしい」 おおさか維新・丸山氏、TPP特別委で審議拒否の民進党を批判 数々の“ブーメラン”も指摘
8日の衆院環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)特別委員会で、おおさか維新の会の丸山穂高氏は、審議拒否を始めた民進党について「恥ずかしく思う」と断罪した。
丸山氏は、政府のTPP交渉経過に関する黒塗り資料や、西川公也特別委員長(自民党)が予定しているTPP交渉関連の本の出版を問題視している民進党に対し「国民が望んでいるのはTPPの中身の議論だ。民進党は自分たちの理由だけで審議拒否している。非常にゆゆしき問題だ」と述べた。
安倍晋三首相もわが意を得たりとばかりに「TPPによって国民にどう影響が出るか、質疑を通して説明責任を果たしたい」と応じた。
丸山氏はまた、民進党が甘利明前TPP担当相と米通商代表部のフロマン代表との会談の議事録開示を求めていることと、民進党が旧民主党時代に政権を担っていた平成22年9月の沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件における対応を比較。「あの時、外交上の配慮も含めて情報公開に否定的だった。それがいま、こんな状況だ」と批判した。
さらに、元秘書がガソリン代を不正に請求した疑いがある民進党の山尾志桜政調会長について「甘利氏に『秘書の監督責任がある』と辞任を迫りながら、記者会見で『秘書の問題の可能性が高い』といっている。おかしな話だ」と首をかしげた。そのうえで、「自分たちを棚にあげて批判をする。国民は見ている」と民進党を切り捨てた。
それでも民進党を応援する人たちって…。