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聖教新聞(2015/ 7/ 2) 名字の言

2015年08月07日 22時13分41秒 | コラム・ルポ

聖教新聞(2015/ 7/ 2) 名字の言

 3人の子を持つ婦人部員の体験を聞いた。長男が中学3年で不登校に。長女は専門学校に進むが、うつ病を患った。出口の見えないトンネルに居るような日々が続いた▼宿命打開を祈り続ける中で、彼女はある時、気付いた。同じわが子でも、個性は三者三様。そのありのままを受け止めよう。みんな、自分らしく立ち上がり、勝利する時が必ず来る――と▼祈りが変わると、状況も上向いてきた。長男は高校卒業程度認定試験を経て大学へ。長女は良きパートナーを得て結婚。次男も、第1志望の高校に進学。子らの“勝利”は、母の勝利ともなった▼親には誰しも、わが子に抱く期待や理想があるもの。“こうあってほしい”と、自分の物差しを当ててしまいがちだ。だが、横浜国立大学の平出彦仁名誉教授が以前、本紙で語っていた。「子どもの成長は千差万別」であり、集団生活や親の期待から“脱線”しながら成長するものです、と▼子どもが、親の描く理想の姿に戻ることだけが、必ずしも問題の解決ではない。子との関係をとことん考え、自分も変わろうと挑戦する時、その親の真剣な姿を見て、子も前を向くのではないか。家庭の中で「自他共の成長」という喜びが味わえれば、これほど素晴らしい体験はない。(朋)


孫育て=第2の子育てなので、ふたたびの勉強ですよ。 

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