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【ハプニング続出!ホームシアタートホホ奮闘記2】配管とHDMI ~方向性を探る編~

2007-11-15 | ホームシアター

回掲載したHDMIのロングケーブルが内径22mmのPF管に通線できないトホホ状態に続き、多少の進展がありました。
やはりHDMIのコネクタケーブルを現場で加工できる製品も業者もないようです。
HDMIケーブルは非常にデリケート(高品位)なケーブル構造(フルシールド)をしているようでドレン線やシールドの加工を人の手で行なうのは非常に困難だし、出来たとしても品質が悪いものができる可能性がとても高いのだと思われます。
そんなわけで方向性としては、これから掲載する内容に収束していく気配です。

Hdmicat5ex色々調べてみたところ、前回同様に信号変換機(コンバータ)が妥当だと思われ、様々なタイプがある中で、米国Gefen社が製造し輸入代理店が卸して販売している製品で「HDMI CAT-5 Extreme」という製品で何とか対応できそうです。(詳細は後述)
さらに到達距離を300ftまで拡張可能な「HDMI CAT-5 MS Extreme Extender」というタイプも新発売されたようです。

この製品はHDMI信号を変換し、いわゆるLANケーブルに乗せて伝送するというものです。
構成は、

HDソース →HDMI→ コンバータ(S) →CAT-5(RJ45)×2本→ コンバータ(R) →HDMI→ HD表示機

です。

他にも光ケーブルを使用した「HDMI・1000HD」という製品もあります。価格は1万円ほど高いようですし、光ケーブルも4本とLANケーブルも使用します。
光ケーブルの価格は4本、10mという仕様で3万円弱のようです。
ということで10m程度の場合、光タイプのコンバータは12万円程の費用がかかるようです。

LANケーブルタイプのコンバータは8万円程度で構築できそうですが、ウェブページ公開のマニュアルを見るとCAT-6のシールド線がお勧めのようですので9万円程度の費用を見込んでおいたほうがいいかも知れません。(10m仕様の場合)

コネクタがRJ45ということもあって22mm配管でも1本づつ通せば十分に通線できます。
主な製品仕様としては下記の通りです。

 1.1080pまで対応
 2.HDCP準拠
 3.HDMI Ver1.2a対応

です。
HDMI Ver1.3(DeepColor)には未対応のようで、早く1.3が出て欲しいです。
また、音声に関してはマニュアル中にあるコネクタ部分の説明に「TMDS Signals」としか書かれていないので、未確認ですが対応していないと思われます。

ちょっと高いですがホームシアター構築者で私と同じ悩みをお持ちの方は買いだと思います。
しかし、実績が皆無に等しく評価しづらい、品質の保障が不安、故障時の対応も不安など、リスクが高いのも事実です。

こんなトホホな私に適切なアドバイスできる方、いませんか?! 助けて~!!
(たれ)


【特集!】山寺

2007-11-07 | 旅行記

尾芭蕉が「せみの句」を読んだことであまりにも有名な山寺へ行ってまいりました。
11月の休日で紅葉の季節ということもあり大変な人ごみでした。
仕事の関係で山形市内へ宿泊し、きりがついたのでチョット山寺へ、というシチュエーションです。
山形駅周辺ではドーナツ化現象により閑散とした感じ。 しかしながら、この山寺の階段では人の大渋滞が発生!
階段の通常の幅員は1.5m以上はあるのですが場所によっては岩が張り出し、14cmというところも! まさに奥の細道です。
団体ツアー客の登山と相まって渋谷のセンター街ばりの人ごみですた。
途中「修行の岩場」というものがあり、その昔、修行中に滑落死が相次いだことで現在は閉鎖に近い状態のようです。
R1022390写真のように断崖絶壁に建てられた小屋からバンジージャンプでもするのでしょうか? 怖い修行です。

紅葉の季節は山のコントラストがとても綺麗で、自然の優雅さを満喫できます。
山寺の冬は通ったことはあれど登ったことはありませんが雪が積もれば墨絵のような景色になりとても寂しい雰囲気に包まれます。
冬季の間は水子供養に訪れる方々に限られるようです。
R1022379修行僧も厳しい寒さの中、観光シーズン人ごみとは無縁の世界で修行を積まれることでしょう。
頂上付近は集落のような雰囲気です。 なんと郵便ポストも発見。1日に1回は集荷にくるよう ですが冬季はどうなるかわかりません。
毎日1000段の階段を昇り降り郵便屋さんはどういう人なのでしょう?

R1022392この写真は「開山堂」と「納経堂」という場所を撮影しました。GXは明るめの傾向にあるのでしょうか、もう少し露出を落としてみればよかったかも。 曇りで右からの斜光、素人の私にはチョット難しい撮影でした。

そんなこんなで最初は1・2・3っと数えながら登っていましたが続いたのは10段くらいまで(早っ!)。
1000段以上もあるといわれる石階段もなんとか登りきり、「奥の院」にて参拝、無事下山と相成りました。

行く前は年を召された方しかいないと思われましたが、意外とカップルや家族連れも!
日本の歴史に触れる機会を自ら作る若者にチョット関心させられました。(ちなみに私は辛うじて30代です)
(たれ)


【素人特集(最終回)】RICOH Caplio GX100までの道のり ~懐の深いコンパクトデジカメ~

2007-11-01 | 写真

行錯誤で撮影を繰り返し、楽しさがわかってきた今日この頃、オプションの多数用意され購買意欲をそそります。
中でもワイドコンバージョンレンズを購入しようかどうか迷ってましたが...やめました。

私の場合は重くて邪魔なのはダメ。 特集1で書きましたがサッと取り出し、パシャッと撮れなくてはダメなのです。
あくまでもカメラは脇役に徹してもらわないと! ワイドコンバージョンレンズを付けると専用ケースに納まらない上、一眼レフみたいになっちゃって邪魔!

確かに19mmの広角は魅力的だし、もっと楽しみ方が増えそうな気がするけど。
それだったらいっそのこと一眼レフを買って本格的に楽しんだほうがいいのかな?と思ってしまいます。
余談ですけどズーム機能ですがこのカメラを使っていくうち、中途半端な3倍ズームはいらないと思えてきました。 超広角がゆえ、ある程度、自分で近くまで行かなくてはいけないからです。(それだったらGRDでもよかったかも)
それと動画撮影モードも要らないかな。(メモ代わりに良いとか雑誌にかかれているけど他のカメラでも使ったことがないです)

そのような訳で現在のノーマル仕様で十分楽しんでいます。

素人でも綺麗に撮れると脇役から主役になる時もあります。 気が付くと撮影に没頭してしまい、5歳の愛娘をほったらかしてしまうこともあります。

これだけ綺麗に写ると色々試したくなってきます。 雷が鳴ったとき、窓にカメラを置いて固定し落雷の写真をとったり、3分も開放して近くの打ち上げ花火をとったり、超広角なのに中秋の名月をとったり、嫁に「何やっての~?」と不思議がられます。

自分的にカメラメーカーとしては知名度の低いリコーですがカメラに対する開発者の意思とそれに理解を示す経営者には頭がさがります。流行を追う他のカメラメーカーとはコンセプトも全く違いますがユーザーのツボをしっかりと抑えていますね。
4、5台ほど買い換えてきましたが、初めてカメラの楽しさを教えてくれた一台です。 スゴイです、リコー。
この声がリコーに伝わるかどうかわかりませんが、これからもユーザーのツボをしっかり押さえて妥協のない製品開発を希望します。

最近発売されたGX100パーフェクトガイドも早速購入。 基本的な機能・使い方からクセまで細か3700200721_mく載っています。ユーザーにはうれしい一冊となること間違いなしです。
余談ですが、ドレスアップシールが付録しています。 昔の名機のロゴシールのようですが私はよくわからないので貼っていません。
むしろしブランクシールや無地部分をカッターで切り取ってカメラに刻印されている「Caplio」や「RICOH」などの文字の上に貼ってカメラ全体をブラックアウトしています。 ばったもんのカメラのようになってしまいますが、無地の黒いカ メラに仕上がりちょっとカッコよくなります。

まぁ、何はともあれド素人故に失敗も多いですがGXの奥深さとカメラの楽しさを知ってしまった私、いずれ一眼レフを買う時がくるんだろうなぁと思いながらサッと取り出し、パシャッと撮れるこのカメラは手放さない(いや、次期モデルを買っているかも知れない)んだろうなぁ。
このカメラでたくさん撮って、たくさん載せますので是非観ていってくださいね。
おしまい。
(たれ)