~おっさん歩日記~

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【特集!】山寺

2007-11-07 | 旅行記

尾芭蕉が「せみの句」を読んだことであまりにも有名な山寺へ行ってまいりました。
11月の休日で紅葉の季節ということもあり大変な人ごみでした。
仕事の関係で山形市内へ宿泊し、きりがついたのでチョット山寺へ、というシチュエーションです。
山形駅周辺ではドーナツ化現象により閑散とした感じ。 しかしながら、この山寺の階段では人の大渋滞が発生!
階段の通常の幅員は1.5m以上はあるのですが場所によっては岩が張り出し、14cmというところも! まさに奥の細道です。
団体ツアー客の登山と相まって渋谷のセンター街ばりの人ごみですた。
途中「修行の岩場」というものがあり、その昔、修行中に滑落死が相次いだことで現在は閉鎖に近い状態のようです。
R1022390写真のように断崖絶壁に建てられた小屋からバンジージャンプでもするのでしょうか? 怖い修行です。

紅葉の季節は山のコントラストがとても綺麗で、自然の優雅さを満喫できます。
山寺の冬は通ったことはあれど登ったことはありませんが雪が積もれば墨絵のような景色になりとても寂しい雰囲気に包まれます。
冬季の間は水子供養に訪れる方々に限られるようです。
R1022379修行僧も厳しい寒さの中、観光シーズン人ごみとは無縁の世界で修行を積まれることでしょう。
頂上付近は集落のような雰囲気です。 なんと郵便ポストも発見。1日に1回は集荷にくるよう ですが冬季はどうなるかわかりません。
毎日1000段の階段を昇り降り郵便屋さんはどういう人なのでしょう?

R1022392この写真は「開山堂」と「納経堂」という場所を撮影しました。GXは明るめの傾向にあるのでしょうか、もう少し露出を落としてみればよかったかも。 曇りで右からの斜光、素人の私にはチョット難しい撮影でした。

そんなこんなで最初は1・2・3っと数えながら登っていましたが続いたのは10段くらいまで(早っ!)。
1000段以上もあるといわれる石階段もなんとか登りきり、「奥の院」にて参拝、無事下山と相成りました。

行く前は年を召された方しかいないと思われましたが、意外とカップルや家族連れも!
日本の歴史に触れる機会を自ら作る若者にチョット関心させられました。(ちなみに私は辛うじて30代です)
(たれ)