先日、初めての単焦点レンズ（SIMGA 50mm F1.4 EX DG HSM）を掲載しましたがちょっと解ってきたことを独り言のように書きます。
さすがに開放で撮ると評価の高いシグマ５０１４でも近距離撮影でのピント位置はなんとなくモヤッと系。
やはり1段くらい絞るとキレが出てくるようです。
静物系は集中力で何とか狙った所にピントを合わせることが出来ます。
でも動き物系、特に子供のポートレートはF2で油断して撮影するとピントが前後に抜けてしまいます。
ポートレートの場合５０は比較的近くに寄らないとそれなりの構図が見込めないので必然的にピント範囲も浅くなります。
子供に「ちょっと動かないで！」って言うのも記念撮影みたいな不自然な画が撮れてしまうので難しいですね。
先の掲載でプラナー８５１４も検討したと書きましたが、この５０１４ＡＦですら難しいのに、８５１４のＭＦは今の私の技量じゃ無理だってわかりました。
Ｄ７００は幸いフォーカスエイドが付いているのですがプラナーのフォーカスリングはレンジが広いので厳密にピント合わせするなら、それなりの力量がある方でないと使いこなすのは困難だと思いました。
更に８５はちょっと長めの焦点距離ですしf/1.4の明るさを持っていますので、
５０よりもより大きいボケが期待できますが更に厳しい被写界深度となります。
そこに来てＭＦですから．．．
さすがに絞り開放で撮ることはあまり無いにしても絞りすぎてはもったいない。
表向きなスペックもさることながら構造、操作感ともにツァイスは全くもって別格のレンズなのです。
シグマ５０１４はＡＦですので比較的サクサク撮れますし油断しなければ、それなりに歩留まりも良いです。
プラナー８５１４も５０１４もじっくりと撮るレンズですね。
ちょこちょこと動き回る子供のポートレートで８５１４ＭＦはとてもツライ事がわかりました。
子供が大きくなったら８５１４ＭＦでもいけるかな？とも思ったけれど、大きくなったら今度は撮らせてくれないでしょうね＾＾；
（たれ）
