子供って何でも吸収ちゃいます。
この前も、
「お父さんケータイ貸して」なので、
「どうするの?」と聞くと、
「直ちゃんにメールするの」です。
直ちゃんとはうちの嫁さんの妹で、とても良くしてくれる優しいお姉ちゃんです。
とりあえずメール文を打てる画面にして、貸してあげると一人でボタンをポチポチ...
しばらくして、
「これどーやって送るの?」なので、
「どれどれ」みてみると、
”なおちゃんあしたきてもいいね。”
文脈からすると、
”直ちゃん、もしよかったら明日遊びに来てね。” もしくは、
”直ちゃん、明日遊びに来てもいいんだよ。”
娘の性格からすると恐らく後者です。
文法こそ変だけどケータイのキーを操作して文章を打つなんて。
嫁さんに、
「メールの打ち方教えたの?」と聞くと、
「いや」
たぶん嫁さんの打ってるメールを横からチラ見して覚えたんだろうと推測します。
見るもの経験するもの全て吸収してしまうそんな5歳児。
私の愛機GX200はもちろん、D700まで使ってしまいます。
GXはせいぜい200gくらい、それに比べてD700はレンズ込みで1.7kgはあろうかと言う重量。
この前、私が第二子をパシャパシャ撮ってると、
「これ、どーやってやるの?」...最近「どーやって?」が口癖です。
「え?どーするの?」...最近の私の口癖です。
「まいちゃん撮るの」...この前誕生したばかりの愛愛娘です。
「えっ?このカメラで?」...最近こんな定型的なやり取りが繰り替えされています。
「そう、どーやって?」...この時点で既に貸してもらえるかどうかでなく、使い方を確認しています。もう貸さないわけにはいきません。@@;
「ココから覗いて、このボタンで撮るんだよ」...(どきどきしながらカンタンに撮れるよう設定してあげます)
小さなおぼつかない手で何とかD700を持って(というより抱きかかえて、と表現するほうが正しい)ファインダーを覗く愛娘。
EOS Kissくらいなら5歳児でも扱えそうですがD700となると...
まいちゃんの上に落とさないかドキドキです。
もちろん子供も心配ですがD700は総額ん十万円以上もする機材です、ヒヤヒヤどきっちょもーぐたん。
”カシャっ”...今、何とか無事一枚切りました。 1.7kgは5歳児には限界か?
「これ、どーやって見るの?」...今度はD700を持った(抱きかかえた)まま、結果を確認しようとしています。
「この三角のボタンだよ」
...覗いてみると...すごい! 見事なフレーミングです。(いや、冗談抜きで)
5歳児の背の高さがとても安定した角度で見事です。
しかもモデルを撮るプロカメラマンも顔負け、さらに何枚も撮り続ける5歳児、
「まいちゃ~ん、はい笑って~、まいちゃ~ん」...なんちゅう園児。
私が写すD700は嫁さんの写メにもかなわないけど園児が撮る写真にもかなわないなんて!
「D700は写メを超えられるのか?」という自分の勝手なテーマに続き、
「お父さんは5歳児のD700を超えられるのか?」という新たなテーマが出来てしまいました。
さらにハードルが高くなってしまった...トホホホ...
まさに恐れ入る我家の女性軍団です。
はっ!そういえば下の子も女の子! 4人家族で3人が女?! やばっ! 今頃気付いた!
(たれ)