心温まる作品。
観る前はもう少し人間の生死に踏み込んだ作品だと思い込んでいました。
実際は、人権だったり、人の尊厳みたいなものをシンプルに描いた良作。
障害者に対して、障害があるという考えがなく、偏見もなく同じ目線で接する。
一番大事で一番難しいことなのかもしれません。
人間は身分や地位の違いはあれど、同じ人間であることには変わりない。
そういうテーマが潜在的にある。
そんな作品でした。
ところどころ挿入されるピアノも素晴らしく、この映画を引き立てています。
思った以上にジーンとくる。
良い映画でした。
★8つ。