さかさまの虹 -憂鬱な日々の記録-

管理人が日々思うことを延々と綴ります

レジェンド 狂気の美学

2016-06-28 07:24:33 | 映画


レジェンド 狂気の美学

シリアルキラー展は、この映画を観ると割安になるのです。

実際に1960年代にロンドンを牛耳っていた双子のギャングのお話。


〜〜以下ネタバレ有り〜〜




双子のギャングが、それぞれを心の奥では守ろうとし、それがゆえに崩壊していく話・・・だよな、多分(笑)

常に、視聴者の予想とは違う方向に話は展開していきます。

栄枯盛衰。

あっけない形で権力を失くしていく。

人は、思い描いた人生を送ることはできません。
そんな時、どんな選択をするのか。。


なんとなく読み取れたメッセージはこんなところでしょうか。

軽快な音楽とは裏腹に、じめっとした暗さが常につきまとう作品です。

ところどころ、ゴッドファーザーのオマージュのようなシーンがあり、意識して制作したのかが気になりました。

トム・ハーディも、よくみると若い頃のマーロン・ブランドに似ているような(笑)


個人的には、ゴッドファーザーをマイナーチェンジして、かつ、より家族に焦点を当てた映画だと思いました。


大変評価しづらいですが・・・

★5で。





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