赤毛のアンお稽古日記 ・

１月２１日

きょうは温かかった。
ＮＹチームの報告の中で、地震のあと一人取り残されて、という部分があるけれど
本当にハイチに地震がきました。極貧国と言われている世界でも貧しい人たちです。
残された人々が、譲り合いどころか、物資の略奪・つかみ合いになっている現状を見て
舞台で演じている自分をどう思いますか？

ちゃんと考えて答えてほしいです。
日本人がどのくらい恵まれて生活しているか、ここまで豊かな国になるために親の世代
がどのくらい頑張って働いたかを思ってください。

そして今、汗水して働いても、楽にならない。
民主党も・自民党もなんだか“良い人”が代表で議論が今一現実味を帯びてきません。
国会も同じことの繰り返しは辞めてほしいなと思います。
新しい証拠がない限り、新聞に出ていた！などで質問する人もどうかな？と思います。

今日も練習はしっかりやりました。自分の良いところはどこだろう？
人に誇れるほど素晴らしいところがあるだろうか？
一生懸命やっているその姿が一番の良いところです。
もっともっと自信を持とう。そしてもっともっと練習しよう。代表　小池雅代

赤毛のアン ・オーデイション３１日 ・助成金

１月２０日

本日発売の“音楽の友”にセロ弾きのゴーシュの募集が掲載されています。
久しぶりの音友なんだか嬉しいです。
皆さん、よろしくお願いします。

「赤毛のアン」も横浜公演オーデイション３１日１１時に決まりました。
新しい年度の審査員がお見えになります。がんばろう。

きょうもエコポイント関連の企業とお会いしました。
それから、助成金について。
ＰＲ方法について。

助成金
これには思い出があります。
もう２０年も前に、浦和市の女性政策委員をしていました。
そのころはピカピカのジェンダーだったのです。
男性だからといって何だ！能力は同じ！女性にも社会進出の機会を！
というあのジェンダーです。今ではちょっと恥ずかしいけれど、あのメンバーには
ずいぶん応援をしてもらいました。勉強もしました。

その女性政策委員に選ばれた時、応援団のロータリークラブのおじさまが、大変に
喜んでくれました。
「小池さん。よかったね。これで大丈夫だね、自分で助成がつけられるね」
助成政策委員と間違えたらしい。
「助成金のかかりではなく、女性のほうのつまりレディの政策です！」
「そうか、金はないな」

今日も疲れた一日でした。代表　小池雅代

赤毛のアンお稽古日記 ・３月３１日横浜公演アンフレンズ募集開始

１月１９日
浦和パルコにてお稽古。
自己紹介というのはとても難しい。
自分をアピールするというのは、少しでも自分を良く見てほしいということではなくて、
ホントの自分の一番素敵なところを見せることです。
これ久しぶりで大切なこと書きました。

どの人にも必ず良いところがある。それをどうやって相手に気が付いてもらうのか。
歌の上手な人は、歌うような声で話してください。
ダンスの上手な人は素敵に立ってください。もうすぐに踊りだしそうに。
勉強のできる人は理論だてて話してください。
性格の可愛い人は可愛らしく話してください。
一生懸命な人は一生懸命話してください。

良いところを見せるはずが、必死なところと緊張だけ伝わるのは残念でしょう？
そこが練習です。
いかにも楽しそうに。なんでもなくさりげに。
そこまで練習してください。

赤毛のアン・国際フォーラムで挨拶するのに平気になったのはこの３年です
緊張してもう必死な自分が嫌でしたね。人には平気に見せたいし。
だから最初の挨拶の担当はもうほんとに大変なはずです。
良くやっているな！といつも思っています。

明日は、１３時　に４月からのアンフレンズ募集について
　　　　１６時　　セロ弾きのゴーシュ・プログラムデザイン
　　　　１７時　「赤毛のアン」スポンサーについて

環境ミュージカル・中国公演もなかなか相手からのお返事がこないようです。
全ての公演が、海外も含めて設定できたときには９０%成功です。
メンバー揃えて行くことは設定に比べたら楽なこと。
お膳立てが大変なのです。　　　代表　小池雅代

赤毛のアンお稽古日記 ・協賛企業 ・デヴィ夫人

１月１８日

「赤毛のアン」ご協賛いただく企業を必死に探している。
昨日のジャーナリスト荒川さんも、本日は広中先生にもご相談している。
これってホントに大変なんです。

そのなかで思い出したこと。
デヴィ夫人。
１９９４年・前の年に初めてのＮＹ国連本部公演を行った私は希望と夢に燃えていた。
（とお思いください）そして国連大学をお借りして中国語の「赤毛のアン」を公演した。
（この時に国連大学の使用料金が１３０万円だったことはずうっと言いふらしている）
１９９３年の秋にはフランス語公演。（このとき広野先生がお見えになった。）
１９９４年朝日新聞の記者から荒川さんを紹介された。

そして１９９５年・荒川さんが主宰する日中交流協会２０周年事業にお招きを受けた。
席順が、なんと！田中真紀子さん・デビィ　スカルノ夫人・小池雅代さん　♡
改めて荒川さんに感謝です。とても素晴らしい思い出です。

田中真紀子さんはあまりフェミニンな印象はない。（当たり前だけれど）
デヴィ夫人はスターのオーラだった。田中さんとはあまり話していませんでした。

会が終了後、そこで私はデヴィ夫人と友人２人の４人で記念写真を撮りました。
写真ができてきて、皆に見せたい私なのですが、たまたま下の息子が帰ってきました。
得意そうに写真を見せたら「あっ！ホントにデヴィ夫人だ。」そしてちょっと間をおき、
「となりにデヴ夫人が３人もいる」

どなたが一緒に映っていたかは、忘れました。ははは。
あれ以来あの写真は誰にも見せていません。　代表　小池雅代

赤毛のアンお稽古日記 ・アンオーデイションについて

１月１７日

３月３１日　横浜ラ・ポール　音楽劇「赤毛のアン」アンからの手紙
出演者募集は１月２０日スタートです。
住所・氏名・年齢・所属（学校・会社・事務所等）を書いてメールか郵便で
送ってください。
ＮＰＯ法人国連クラシックライブ協会のホームページをご覧ください。

質問はメールでどうぞ。

今日の練習。
自己紹介・コンコーネ・ダンスを一通りやっていたらあっという間の４時間だった。
何しろレパートリーが多くなっている。
初めての人たちは少しづつ覚えてください。

ぽっぽや
もちろん浅田次郎さんの作品です。
昨夜久しぶりに読んでいたらなんだか悲しくなって、でも一人で泣いてるのもカッコ悪いし
夜中の２時ころ外に出ました。ちょうど事務所に行く用事もあったので。
新宿２丁目の土曜日の夜中・なんと熱気のうずのなか外人が半そでで闊歩してました。

この街もほんの５０年前はうすぐらい御苑のさみしい通りで、男性がひっそりと
言葉を交わしていたのでしょう。
今は何事も無い顔の男性同士肩組んで遊んでます。
それでも「赤毛のアン」の出演者がいたりするとドキッとするのは何故かな。

きょうは練習終わってから恵比寿の素敵なレストランでジャーナリストの荒川さんと
ご一緒しました♡　
中国の政治事情についてお勉強会。kikURI君の録音も終わったそうです。

次回練習は浦和です。浦和チームのみなさん、よろしく。代表　小池雅代

赤毛のアンお稽古日記 ・マイケル ムーア監督

１月１６日

明日のお稽古　　
１３時からオリンピックセンター
メッセージ練習。コンコーネ・ダンス　歌おさらい。
今年の目標、ＮＹメンバーは挨拶をしっかり練習してくること。
前回の歌唱練習も忘れないようにやりましょう。

マイケル　ムーア監督
アカデミー賞の授賞式で「イランには核はない。恥を知れブッシュ！戦争は反対だ！」
と叫んでアメリカ中から顰蹙を買った監督です。
きょうはＮＨＫのインタビューを見ました。
今日本に来ているのかな？
銀座の印象。
「ＮＹの５番街だってこんなにブランドの店は並んでいない。
まるでブランドのデイズ二ーランドのようだ。資本主義の中毒症状を見るようだ！」

「資本主義は民主主義ではない。
世界の１％の人が富の８０％を独占している。
それは民主主義ではない。
アメリカの金融業者は何十億円もの給料をもらって、それが破綻すると政府が援助する。
それはおかしいではないか？（では日本航空も同じだね）
目標はドキュメンタリー映画を通してそれを世界の人に知らせることだ。
恐怖と不安で政治家にあおられ先進国の市民が資本主義から離れられないでいる。
しかし自分は政治家では無いから、良い作品が観客に良い結果をもたらせれば最高
だと思っている。」

アイデアが浮かんだらすぐに実行する。行動しながら考えることが大切。
考えていると怖くなるからかな。
メデイアが光を当てない現実。それが真実だよ。
しかし、疲れた。

まあ抜粋です。規模もスケールも才能も違うけれど、全く同感です。
面白かったのは、銃規制について。アメリカで拳銃犯罪が多いのは銃規制が甘いからだ
と思っていた。ところがカナダでは個人の所有率がもっと多いのに銃犯罪は少ない。
持っている人の心の問題と人種差別の中で皆がいら立っていることが基本だと知った。

軍事費に多額の金をかけたからといって戦争はしない。ということに通じるかしら？
今は普天間の問題で日本も大変です。

日本の検察は正義ではないのかしら？これはもしそうなら非常に問題だと思いませんか？
小沢幹事長の秘書の逮捕についてですが。

田中角栄元総理の時はアメリカの圧力と言われましたが。。

とにかく生きている間できるだけたくさんの事を考えるというのも一つの生き方かも
知れませんね。代表　小池雅代

赤毛のアンお稽古日記 ・抜け弁天 ・阪神大地震

１月１５日
友人と新年会。

今日は阪神大地震から１５年。
あの日のテレビ、淡路島でけが人が出ている、から始まった。
そして崩れ落ちた瓦礫のなか火の手が上がって消す人もなく、消すすべもなく６０００人
に上る人が亡くなった。

それでも何事もなかったかのように毎日は続いていく。
そしていつのまにか忘れられていく。
人間が生まれて何億年もこうしていろいろなことが続いているのでしょう。

抜け弁天
今は時間ができて浅田次郎氏の「闇の花道」をまた読んでいる。
ここに、抜け弁天の親分が出てくる。抜け弁天のお屋敷を出て行った、とか書いてある。
私の住んでいる新宿２丁目から“抜け弁天”をとおって女子医大に行く近道があります。
“抜け弁天”タクシーの運転手さんがこの言葉を口にするたびに、どんなところかな！
と思い描いていましたが、現実はホントに弁天様だけ残して道路の交差する中のビルの
谷間になってしまったつまらないところです。
お祭りのときにその小ささとは裏腹にあまりにも豪華に寄付金の幕が貼られていたのが
なんとも唯一の昔の面影なんだろうと思いました。
前後を道路に取られ、両横はビルに切り売りして、弁天様は持ち主は誰だったのでしょう。

日本の道路行政もホントに無粋なことを平気でやりますよね。
浦和の由緒あるお寺も鐘つき堂と本堂の間に道路が通っています。

今はまたゼネコンの問題で小沢さんがクローズアップですが、これでは何のために政権が
変わったのか分かりません。もう少し民主党も緻密に官僚を使わなければダメだと思い
ます。官僚は専門家です。政治家は素人です。しかもなんだか分からないのに政治家に
なった人たちが専門分野を動かせるはずがない。
もうちょっと小粋な政治ができなのだろうか。

むかし浦和市で文化行政を土木科から来た役人がやってました。
ダメに決まってるじゃないですか。

昨日から思うようにいかず腹が立つことばかりです。
しかしどこへ向かて怒ればいいのかが分かりません。　代表　小池雅代

赤毛のアンお稽古日記 ・歌のレッスン

１月１５日
今日はソプラノの松薗まゆみさんのレッスンをお願いした。
発声しながらこんなに声が出るのかと嬉しかったが、一人づつになると難しい。
でも歌の好きな人は注意を頭に入れて歌っていこう。

そのあとミュージカルのボイストレーナーとして有名な泉忠道さんの店に行きました。
「赤毛のアン」も結構有名なので驚いたり、うれしかったり。
そして、赤毛のアン、出演者のいろいろな人がこのお店に出入りしているのが、分かり
ました。ふふふ。

アメリカ軍基地
今は沖縄の基地問題が大変ですね。
基地とかゴミ焼き場とか葬祭場とかだれでもそばに来るのを反対します。
好きな人はいない。
基地もその中で仕方なくどこかに決めて皆が我慢しなければならない。
自分たちで自分の国を守る決心がつかないのだから仕方ない。

私たちも一度米軍の横須賀基地で環境ミュージカルを上演したことがあります。
コーニッシュ司令官が御出席くださいました。
大変に素敵な司令官で奥様も美人でした。
代表として通訳をつけて、御挨拶しました。（英語ができたらなあ）
司令官のお返事
「今日、この会を横須賀基地にて開いてくださることに感謝します。
そしてこの活動の継続に敬意を表します。続けるということは大変なことでしょう？」
私はうれしそうに「はい。大変です」

今は太平洋艦隊の副司令官に御出世と伺いました。
軍人さんと話したのは初めてでしたが、温かい人柄を感じてほっとしたのを覚えています。

横須賀基地で日本の団体と基地関係者が共同で会を開くのは初めてだと言われました。
基地の中から一歩も出ないで任務が終わるとアメリカに帰国する人、基地の隣にいても
一度も中に入った事のない人、お互いがもう少し交流を持って意志の疎通を図りたいと
思いながら、なかなかうまく進まない現実がある、と知りました。

きょうは広野先生のところへご年賀に伺いました。
先生のお元気さ、頭脳の鋭さにはいつも元気を頂きます。
奥様と役員の４人で、アメリカ公演から帰国公演、今年の予定と話がはずみ、あっという
間に時間が過ぎてしまいました。
先生、楽しい時間をありがとうございました。代表　小池雅代

赤毛のアンお稽古・明日ソプラノ歌手をお迎えします ・家宅捜査

１月１３日

ＮＹからカズコヒリアーさんが来ているのですが、会いに行く元気がありません。
きょうは事務所打ち合わせがありました。
いろいろつまらないことがたくさんあります。

さて明日のお稽古
二期会の松園まゆみさんをお迎えします。
劇団研究生はコンコーネもしっかり歌っています。
音程練習・日本語の歌も練習してきてください。
久しぶりでレッスンを受けましょう。

テレビで小沢幹事長の４億円の関して鹿島建設に捜査が入ったのを見ました。
どうなるのだろう。なんだか不安です。
日本の先行きを誰が責任持つのだろう。　代表　小池雅代

赤毛のアンお稽古日記 ・日本航空の思い出

1月12日

イオン財団から御支援頂きました。ありがとうございます。

日本航空
1980年に埼玉博覧会がありました。
その時に日本航空から150万円のご支援を頂いたことがあります。
後援会の代議士さんが紹介してくださいました。

次はＮＹで日本航空が撤退するときにたまたま現地でサヨナラ会に出会いました。
その時の対応のなんといい加減だったことか。
何も事情を知らない私がそう思ったのですから、きっと大顰蹙だったと思います。
組合が強くて経営が大変だとは聞いていましたが、組合は会社をつぶすためにある
わけではないので、会社全体が親方日の丸に甘えていたのでしょう。

全日空は頑張っているのに。リクルート事件を思い出します。
あれだけ大変な思いをして全日空は頑張った。

活動が続くと、いろいろなことに思わずであったりする。
大好きな思い出は、宇崎竜童さんですね。
南浦和にある文化センターの大ホールで楽屋を訪ねてくれました。
世界一のソプラノ歌手が竜童組の前座で、うちのメンバーとして「アベマリア」
を歌ってくれたとき「こんなに素晴らしい歌を初めて聞きました。ありがとう」と。

ホントに素晴らしければどこかで評価されると信じています。代表　小池雅代