『寄生獣』を読みました

今まで断片的にしか読んだことのなかった「寄生獣」をようやく全巻読みました。
いまさら？とか言わないで下さいね(←しつこいですね？）

おもろかったです。
１巻が出たのは今から１５年も前の１９９０年。何度か「おもろいよ」って友人には
薦められていたけどあまり漫画に興味がなかった僕は聞き流していた。中学高校時
代はほんまに映画ばっか見てた。ＴＶでだけど。漫画はジャンプくらいしか読んで
なかったので。まず表紙の絵がうけつけないタイプの絵だったしね。読んだ後でも
表紙は微妙だと思いますが(笑）

「地球上の誰かがふと思った」
「人間の数が半分になったらいくつの森が焼かれずにすむだろうか・・・」
「人間の数が１００分の１になったらたれ流される毒も１００分の１になるだろうか」
「生物の未来を守らねば・・・」
と重いテーマで始まる１巻。空から降ってきた人間に寄生して＜共存＞して生きる彼
らはどこから来たのか？何しに来たのか？？彼らの目的も何もわからないが彼らは人
間に寄生して脳を乗っ取る。そして生きる為に＜狩り＞をする。その対象は同じ人間
である。それは生きるためにはごく自然のことなのかもしれない。人間も生きるために
多くの生物を食している。人間も地球に寄生してるに過ぎないのではないか？地球上
で一番優れていて支配していると思っているのは人間だけなのかもしれないですね。
寄生獣とは彼らのことではなく人間を含む全ての生物のことなのかも・・・。

主人公の泉新一に寄生しようとしてきたその生物は右手から進入し本能で彼の脳を
目指した。ところが新一はその侵入に気づき、二の腕あたりで止血して脳への進入
を阻止した。これが新一と＜ミギー＞との出会いだった。右手に寄生したからミギ
ー。彼らには名前などどうでもよかった。脳を乗っ取った寄生生物の食事の取り方
は頭や手を自由自在に変形させて襲うというもの。頭や手が刃物のように変形した
り頭全体がパカッと割れて人間の頭をパクッと一口で食べたりする。さすがに映像
化は無理でしょうね(笑）しかし脳を乗っ取られずに済んだ新一はミギーと話し合い
＜共存＞することにした。誰にも悟られないように・・・。しかし彼らの周りには多く
の寄生生物が人間のフリをして普通に生活していた。彼らの目的はそして寄生生物
の存在する意味は何なのか？新一は何がなんだかわからないまま未知の生物との
闘いに挑んだ・・・。親友のミギーと共に。。

地球上に宇宙人が普通に暮らしているとかいう設定は今まで何度も映画とかで見た
ことあるけど「寄生獣」のような寄生生物の話はあまり聞いたことなかった。
「スピーシーズ」くらいかな？体を変形させて人間を襲うところも一緒ですね。ただ
「スピーシーズ」には寄生と共存ってしっかりしたテーマはなかったですけどね。

次は「GANTZ」って漫画を借りたので読みます。漫画っていいなぁ。今更ですが(笑）

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昨日は「寄生獣」を貸してくれたＮＭと「GANTZ」を貸してくれた友人と飲みに行った。
高校時代から続いてる数少ない友人です。かれこれ１３～１４年の付き合いかな。
ＮＭも就職決まったとこだったからお祝いみたいな感じで。もう１人の友人は
ゲーム屋の店長をしている。何回合っても当時の同じ話をして笑えるっていいです
よね。気楽だし。
今遊んでくれてる友人たちも長く繋がっていたいな～と大阪を離れるとなるとそんな
ことを思ってしまうのです。。

寄生獣 (1) 講談社

寄生獣 (2) 講談社

寄生獣 (3) 講談社

寄生獣 (10) 講談社

スピーシーズ~種の起源~ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

スピーシーズ2 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

GANTZ 1 (1) 集英社