「イングロリアス・バスターズ」

☆☆☆☆★（星４つ）
実はジャパンプレミアで見ました。

ついに世界で一番見たかったタランティーノを見る事ができました。配給会社の方と券を譲ってくれた上司には頭が上がりません。タランティーノの存在を初めて知ったのは、93年末に「ペインテッドデザート」の試写会に行った時、ロビーでチラシを見ていた僕に配給会社の人が話しかけてきた時だった。

「そのトゥルーロマンスって映画の脚本家の人凄い人やで」って。
クエンティン・タランティーノ？知らない名だった。

恥ずかしながら「レザボアドッグス」の存在をその時は知らなかったのです。京都国際映画祭でも「スピード」のヤン・デ・ボン監督、ロボコップ役のピーター・ウェラーやブリジット・フォンダを生で見て喜んでいた。「パルプフィクション」もそこで上映されていたが、当時はパソコンも普及しておらず、そういうのを調べる術もなかった。ブリジット・フォンダを見る為に8時間位並んだっけ。
タランティーノ作品を初めて見たのは「トゥルーロマンス」だった。いまだに携帯のアドレスは主人公クラレンスから取っている。その後、衝撃的な作品と出会った。御堂会館で見た「パルプフィクション」の試写会。一発で虜になった。あれから15年。

タランティーノが出ていたＣＭ「しゃべりタランティーノ！」の共演者募集にも写真とか履歴書を送ったが参加賞どまり。その後も来日の度に何度か見れそうな機会もあったが、仕事で行けなかった。

これを逃したら一生会えない気がしたので、今回はかなり無理して見に行きました。新幹線で向かって、
記者会見→イエローカーペット→舞台挨拶付試写会→夜行バスで帰路→翌日はそのまま朝から勤務。
しかも1日とおし。9時～24時で勤務。

さすがにくったくたになった。でも行って良かった。
まずは記者会見！
タランティーノが入ってくるやいなやまず第一声「スーパークール！」
その日来日していたのは「キルビル」にも出ていたジュリー・ドレフュス、メラニー・ロラン
そして、ブラッド・ピット！！

翌日のワイドショーを見た人も多いと思いますが、記者会見場の３列目の真ん中で見せてもらいました。「タランティーノ作品に初めて出演されてどうでしたか？」とブラッドピットに聞くアホな記者もいた。「トゥルーロマンス」でカメオ主演してるっちゅうねん！と思ったらブラピもそう言ってた。

そしてイエローカーペット！配給の方に無理を言ってすぐ近くに入れるスタッフパスをもらい、いざ出陣。既に大勢がいたが、そんなことは気にせず、撮っていいかどうかわからんかったが、ビデオカメラを回した。そしてついにアゴが現れた。そしてついに握手した。確かに。ハリウッドスターと握手したのはスピルバーグとトム・クルーズのみだった。その時もテンション上がったが、今回はその比ではなかった。アゴよりデコが気になった（笑）

その後、絶好の見やすい席を用意していただいており、最高の席で舞台挨拶と映画を鑑賞。3回も彼らを見た。もうお腹いっぱいだった。

映画の感想はというと・・・

おもろい！
戦争映画っていうか・・・コメディやん！
「自分の戦争映画を作りたい」って記者会見で言うてたけど、わかる気がした。

ＰＳ　おそらくこのブログをチラ見するであろう古きよき時代を共にしたＳＫＡへ。
　　　頑張って撮影したイエローカーペットの動画をそのうちＤＶＤに焼くんで。
　　　mixiで名前で検索して直接メッセージを下さいな。アドレスわからないので。