『八日目』 （９６年/ＴＶ） ☆☆☆☆☆

９６年のフランス/ベルギー映画。アスミックエース配給。

＜監督＞
ジャコ・ヴァン・ドルマル監督。「トト・ザ・ヒーロー」に続いて
２作目。「トト～」は見てないからわかんない。
「トト」で思い出したがおかんの友達の隣人がロト６で1000万GETしたらしい！
関係ないけどね(笑）

＜出演＞
９６年カンヌ映画祭主演男優賞を受賞。
しかも二人同時受賞。
ダニエル・オートゥイユとパスカル・デュケンヌ　
ダニエルは「愛を弾く女」「王妃マルゴ」「メルシィ人生」とスゴイ
キャリアの持ち主。売れっ子フランス人。しかも結婚はしていないが
なんとあのエマニュエル・ベアールとの間には子供がいるとか。
エマニュエル・ベアールはキレイ！「天使とデート」の頃が
かわいくて好きだった。しかもフィービー・ケイツと共演してたし！
今作にはエマニュエルもフィービーも出てないけど
ミュウ・ミュウが出ている。この人もきれいですね。


＜ストーリー＞
会社員アリーは妻と娘に家出され、淡々とした日々を送っていた。
ある日、暗闇で犬を撥ねてしまい、その飼い主のジョルジュを車に乗せた。
ジョルジュはダウン症の青年で、施設を抜け出し母親に会いに行くところだった。
母親の元に向かう二人。だがたどり着くと、母親は数年前に亡くなっていた。
ジョルジュはそのことを理解しつつも受け入れられないでいた。
仕方なく施設まで送る途中、アリーはジョルジュと次第に仲良くなっていった。
施設で別れた二人だが、ジョルジュは親友アリーの娘の誕生日の日にある
計画を立てた…。

＜感想＞
良かった！！
かなり良かった！！
まあ簡単にいうたら「レインマン」のリメイクみたいな感じですが。
この二人の友情が次第に芽生えていく過程で泣きそうになった。
これはおすすめです！ってもう有名やからもう見た人多いやろけど。。

特にジョルジュがアビーが家族といろいろあり、慰めるシーンは最高。
二人で森の中で寝っころがって空を眺め

アビー　　　「行くか？」
ジョルジュ　「もう１分」
アビー　　　「いいよ　スタート」

黙って空を見上げる二人…

アビー時計を見て
アビー　　　「終わり」
ジョルジュ　「いい１分だった…」

お互いが出会えて良かった。ってのがこの1分に集約されていた。


タイトルの「八日目」というのは神が世界を創造した日にちのこと。

１日目　神様は太陽をつくった　眩しい太陽　
　　　　そして大地をつくった

２日目　神様は海をつくった　

３日目　神様はレコードをつくった

４日目　神様はテレビをつくった

５日目　神様は草をつくった　

６日目　神様は人間をつくった

７日目　神様は休息された

そして…８日目…