『マイ・ブルーベリー・ナイツ』

またまた朝帰りです。もう映写機の清掃でおそらく肺の中は埃だらけだ。
７館終わったからあと１館のみ。何とかＧＷまでには間に合いそうだ。
早く寝なければ！あと６時間後にはまた出勤せねば！！

『マイ・ブルーベリー・ナイツ』

☆☆☆☆★

祝ウォン・カーウァイ復活！

僕の好きな感じのカーウァイ作品に仕上がってました。「恋する惑星」「天使の涙」の流れではないでしょうか？しかも使われてる曲もいい。もちろんカーウァイ作品の独特の映像やカラー、スローモーションや手持ちカメラでの撮影などもふんだんに盛り込まれている。撮影はクリストファー・ドイルではなくても手法は同じなんですね。

「恋する惑星」に憧れて香港旅行に行き、あの店もエスカレーターにも乗った。そして大阪にクリストファー・ドイルが来た時には珍しくクラブに行った。当時はどこへ行くにもビデオカメラを持ち歩いていた僕はクリストファー・ドイルを１５分ほどビデオで撮影した。でもまだウォン・カーウァイは見た事がない。

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」は出演者がまた凄いメンツ！まずは初演技とは思えないノラ・ジョーンズ。そしてジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズ、デビッド・ストラザーン。このジュード・ロウは今まで見たジュード・ロウの中で１番好きかも知れない。ナタリー・ポートマンは言うまでもなく最高！！

ニューヨークにあるとあるカフェを経営するジュード・ロウ。失恋したエリザベスはその店のブルーベリーパイを食べて癒される。別れた男が忘れられず、あてのない旅に出て多くの人と出会う。ただそれだけなのだが、全編とおしてミュージッククリップのような作品で非常にきれいな映像だった。

どこを切っても絵になる、どこを切っても凄くきれい。

そう

まるでこの映画自体が　ブルーベリーパイ　のようなのだ。