昨日、修士の最終審査が行われ、うちの研究室からは、Yさん、K君、N君が出陣した。
Yさんは朝イチで発表だったのだが、あいにく外せない実験があったため、応援は他のメンバーに任せた。後から、無事発表を終えたことを聞いて安心した。
昼過ぎのK君の発表に合わせて会場イン。いつものことながら、完成度の高いスライドで後輩だけれどとても参考になった。内容も、基礎の構築から実装例の紹介までが盛り込まれており、聴きごたえがあった。本人曰く、発表のペース配分を誤ったとのことだったが、聴いているこちらは露知らずであった。質疑応答では、多少踏み込んだ質問が来ていたが、的確に答えられていた印象だった。
昼ごはんのため、会場アウト。一緒に来ていた先輩Yさんと後輩Iさんとともに、近くの二郎系ラーメンへ。
空席の都合上、先輩Yさんだけが離れた位置に通された。ラーメンを待っている間、Yさんの方を見てみると、さながら面接前の就活生を思わせるようなとても神妙な面持ちをしていた。普通、一人で何かを待っているとき、スマホでもみて時間をつぶすようなものだが、何もみず、何もせず、ただラーメンを待っていた。あんなに真剣にただ「待つ」ことができる人がいるのかと感心していた(逆に店員さんにプレッシャーを与えそうなほどだった)。後から聞くと、どうやら店内に、スマホの見過ぎを諌める張り紙があったらしく(そんなの見たことないが本当だろうか)、それに律儀に従っていたらしい。実は「何もできず苦しかった」そうだ。 一杯のラーメンにもドラマがある。
N君の発表までには時間があったので、YさんとIさんとともに改修されたばかりの図書館へ。内部も大幅に改装されていて、歴史の重みを残しつつ洗練されたデザインに仕上がっており、自分の大学ながら観光客の気分に。適当に席を見つけて論文執筆を進めた。途中、目を閉じて、この席に昔、どんな偉人が座っていたんだろうか・・・などと思いを馳せる人を装い、昼寝をした。
夕方過ぎにN君の発表のために再び会場イン。N君は去年の僕の研究を引き継いでいる後輩なので、半分自分の発表を聴くような緊張感を味わう。けれどさすがN君、発表、質疑応答ともによくできていたと思う。必要十分な背景が限られた時間、スライドによくまとめられていたと思うし、N君自身の成果・考察・メッセージもわかりやすかった。また、質疑応答では、変化球的な質問も少なく、簡潔にこたえられていた印象を受けた。最初の質問に若干苦戦していた感はあったが、最後には先生が納得していらっしゃったので問題ないだろう。また、質問を受けた際に「〇〇という意図の質問でよろしいですか?」と聞き返していたのは、僕も見習おうと思った。質疑応答では質問者と回答者の意図に齟齬があり、質問者の先生が苦笑する場面によく出くわす。質問者の尋ね方が悪いと思うことも多々あるのだが、印象を落としてしまうのは回答者の方なので、それを避けるために質問の意図を明確化するのはいいかもしれない。
その後、皆でご飯を食べたり、別研究室の後輩Y君とカフェに行ったりなど長い一日になったのだが、そこら辺については先輩Yさんがまとめてくれていたので割愛。
最後に
Yさん、K君、N君 本当にお疲れさまでした! Yさんは、授業を多くとりたいためにあえて2年半かけての卒業です。人と違う選択なので葛藤もあったと思いますが、自分の研究だけでなく、新しいものを学ぼうとする姿勢は素晴らしいと思いました。K君は前日1時間睡眠で発表練習をしていたと言います。よく最後まで追い込み切りました。また、N君は1か月前に断片的な結果しかないと嘆いていたのが懐かしいですが、最後は良くストーリーを作ってまとめ切りました。とりあえずはゆっくり休んでください、落ち着いたらご飯でも行きましょう。
Yさんは朝イチで発表だったのだが、あいにく外せない実験があったため、応援は他のメンバーに任せた。後から、無事発表を終えたことを聞いて安心した。
昼過ぎのK君の発表に合わせて会場イン。いつものことながら、完成度の高いスライドで後輩だけれどとても参考になった。内容も、基礎の構築から実装例の紹介までが盛り込まれており、聴きごたえがあった。本人曰く、発表のペース配分を誤ったとのことだったが、聴いているこちらは露知らずであった。質疑応答では、多少踏み込んだ質問が来ていたが、的確に答えられていた印象だった。
昼ごはんのため、会場アウト。一緒に来ていた先輩Yさんと後輩Iさんとともに、近くの二郎系ラーメンへ。
空席の都合上、先輩Yさんだけが離れた位置に通された。ラーメンを待っている間、Yさんの方を見てみると、さながら面接前の就活生を思わせるようなとても神妙な面持ちをしていた。普通、一人で何かを待っているとき、スマホでもみて時間をつぶすようなものだが、何もみず、何もせず、ただラーメンを待っていた。あんなに真剣にただ「待つ」ことができる人がいるのかと感心していた(逆に店員さんにプレッシャーを与えそうなほどだった)。後から聞くと、どうやら店内に、スマホの見過ぎを諌める張り紙があったらしく(そんなの見たことないが本当だろうか)、それに律儀に従っていたらしい。実は「何もできず苦しかった」そうだ。 一杯のラーメンにもドラマがある。
N君の発表までには時間があったので、YさんとIさんとともに改修されたばかりの図書館へ。内部も大幅に改装されていて、歴史の重みを残しつつ洗練されたデザインに仕上がっており、自分の大学ながら観光客の気分に。適当に席を見つけて論文執筆を進めた。途中、目を閉じて、この席に昔、どんな偉人が座っていたんだろうか・・・などと思いを馳せる人を装い、昼寝をした。
夕方過ぎにN君の発表のために再び会場イン。N君は去年の僕の研究を引き継いでいる後輩なので、半分自分の発表を聴くような緊張感を味わう。けれどさすがN君、発表、質疑応答ともによくできていたと思う。必要十分な背景が限られた時間、スライドによくまとめられていたと思うし、N君自身の成果・考察・メッセージもわかりやすかった。また、質疑応答では、変化球的な質問も少なく、簡潔にこたえられていた印象を受けた。最初の質問に若干苦戦していた感はあったが、最後には先生が納得していらっしゃったので問題ないだろう。また、質問を受けた際に「〇〇という意図の質問でよろしいですか?」と聞き返していたのは、僕も見習おうと思った。質疑応答では質問者と回答者の意図に齟齬があり、質問者の先生が苦笑する場面によく出くわす。質問者の尋ね方が悪いと思うことも多々あるのだが、印象を落としてしまうのは回答者の方なので、それを避けるために質問の意図を明確化するのはいいかもしれない。
その後、皆でご飯を食べたり、別研究室の後輩Y君とカフェに行ったりなど長い一日になったのだが、そこら辺については先輩Yさんがまとめてくれていたので割愛。
最後に
Yさん、K君、N君 本当にお疲れさまでした! Yさんは、授業を多くとりたいためにあえて2年半かけての卒業です。人と違う選択なので葛藤もあったと思いますが、自分の研究だけでなく、新しいものを学ぼうとする姿勢は素晴らしいと思いました。K君は前日1時間睡眠で発表練習をしていたと言います。よく最後まで追い込み切りました。また、N君は1か月前に断片的な結果しかないと嘆いていたのが懐かしいですが、最後は良くストーリーを作ってまとめ切りました。とりあえずはゆっくり休んでください、落ち着いたらご飯でも行きましょう。
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