未来組

宝塚の舞台、DVD、SKYSTAGEを観た感想と、最近はカメラに凝ってます。

京都 法然院、銀閣寺

2009年11月08日 | 旅行・絵日記



11月の飛び石連休を利用して、京都に行ってきました。哲学の道の近くの宿に荷物を降ろした後、法然院を訪れました。

鎌倉時代の初め、法然上人が念仏三昧の修行を積んだ草庵。後鳥羽上皇の女房が法然上人を慕って出家したために上皇の逆鱗に触れ、法然上人は流罪となったそうです。久しく荒廃していたのですが、江戸時代に知恩院の和尚とその弟子によって現在の伽藍の基礎が築かれたそうです。



山門を入ると両側に白い盛砂「百砂壇」が。水を表す砂壇の間を通ることは、心身を清めて聖域に入ることを意味するそうです。


紅葉にはまだ早く、色づいた木々はごく一部でした。












お寺の中は撮影禁止なので残念。日本庭園の粋というか、苔むした石、灯篭の一つ一が小宇宙。11月1日から7日は伽藍内部の一般公開を行っていました。
今シーズン一番の寒さで、靴を脱いで廊下を歩くと体が芯から冷えました!


歩いて銀閣寺へ。知らなかったのですが、観音殿は2010年春まで改装中で、1階はホロに覆われていました。苦心のショット!

反対側から見上げた写真。

白砂で波紋を表した銀沙灘(ぎんしゃだん)と、富士を表す高月台。松の緑とのコントラストがモダン。

東求堂(とうぐどう)

千代の槙

先月泉

展望所から見下ろした観音殿。借景は京都の町並みというのもおつなもの。

順路に沿って小高い丘を登って降りて、池越しに再び臨む東求堂。




哲学の道を通って宿に戻ります。

この日は晴れているのに雨が降り、一段と冷えて、冬の訪れを感じる日でした。しかしそんな不安定な天候のおかげで、一日に二回も虹を見ることができました。得した気分。しかもこれはダブルです。外側は薄くて見えにくいですが。

お世話になったお宿。某企業の保養所ですが一般の人も利用できます。条令で宿泊施設が建てられない一帯ですが、「研修所」なので許可されたとか。企業の保養所って作りが堅牢で余裕があって、よくできているんですよね。夕飯なしのプランで、お風呂も温泉ではありませんが、リーズナブルで、京都観光の足場にしたいお宿です。
コメント
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