地方私鉄3/14ダイヤ改正まとめ（秋田・北陸編）

秋田、北陸地方のローカル私鉄、３セクの3/14改正概要は以下の通り。

●由利高原鉄道において、GW、お盆、10月の３連休に９時台に臨時列車１往復を新設する。また、データイム３往復について羽後本荘着を２分繰り上げるなど時刻変更、20時台はJRの時刻に合わせて、設定時刻を６分繰り下げる。

●秋田内陸縦貫鉄道において、７時台の普通列車１往復を４～６分繰上げ、鷹巣でのJR普通への接続を確保する。また、角館1600発の普通を48分繰下げ、盛岡方面からのJR普通の接続を確保する。また、16時台の阿仁合～比立内列車を廃止する。

●富山ライトレールにおいて、下り終電を15分繰下げ、最終の｢かがやき｣から接続させる。また、上り終電も6分繰り下げる。
●北陸鉄道において、浅野川線の上り始発を７分繰上げ、６時丁度の｢かがやき｣に接続させる。また、石川線においてJRに合わせて上り初電を５分繰上げ、平日22時台上りと土休日21時台上り、22時台下りを15分前後繰り下げる。また、四十万～曽谷間に陽羽里（ひばり）駅を新設する。

●えちぜん鉄道において、週明けの月曜日（月曜が休みの時は翌日）に三国芦原線、勝山永平寺線ともに、快速｢めざましトレイン｣を運転し、｢ダイナスター１号｣に接続させる。
｢めざましトレイン｣停車駅：三国港、三国、あわら湯のまち、西長田から先は中角以外の各駅・勝山、発坂、越前竹原、山王、永平寺口、松岡、観音町、越前新保からの各駅
また、早朝の上り普通を三国芦原線、勝山永平寺線ともに10分ほど繰上げる。このことにより、福井での金沢方面特急、田原町での福井鉄道福武線、福井口での勝山永平寺線、三国芦原線の接続を確保する。

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２月下旬になって、地方鉄道の改正概要が明らかになってきた。ＪＲの改正リリースを受けて、調整する期間が必要になるからな。

秋田の３セクは、ＪＲ秋田支社のダイヤ修正を受けての時間調整となった。
由利高原鉄道→いなほ５号への接続は、1531→1537だったのが1529→1532に変更、階段経由で３分とは少し厳しいかもしれないが、うまく乗り継げば20時ぐらいに東京に到着する。秋田内陸縦貫鉄道は、通学時間帯の見直しで16時台の角館→阿仁合だけが大きく変わった。全線で運転本数が変わらないと思っていたのだけど、阿仁合以南は本数が減るのね。

北陸の私鉄は、既に発表されている富山地鉄を含め、新幹線などと接続させるための初電繰上げ、終電繰下げが中心となった。

北陸鉄道浅野川線はやはり始発の繰上げ。北陸新幹線に接続する私鉄としては一番乗換えが便利かもしれない。

えちぜん鉄道は、金沢行き特急に接続させるために早朝だけ時刻変更となった。そのついでに、福井鉄道など他路線への接続が便利になったわけで。｢めざましトレイン｣の福井着は、勝山からのが546で三国港からのが550、600発の｢ダイナスター｣には接続するが、548発の米原行の｢しらさぎ｣には接続しない。

まぁ、接続したところで、金沢経由の東京着が932に対し、米原経由の東京着は940だけどね。定期運転の朝一上りも10分以上繰上げの640前後到着で、650の｢ダイナスター｣に接続、大阪方面は658の｢サンダーバード｣があるが、名古屋行の｢しらさぎ｣は639に出たばかり。名古屋駅着は20分遅くなるが、700の高速バスの方が便利ではないかと。福井鉄道乗入時の改正で、｢しらさぎ｣への接続は見直されるかもしれない。