しーさるの鉄日記

近鉄2021年7月ダイヤ改正(大阪線朝)


近鉄では2021年7月3日にダイヤ改正を行なった。まず、朝時間帯の大阪線から見てみる。

大和八木発5時39分の区間準急上本町行は、短縮変更して五位堂発5時51分とする。それに伴い、名張発5時00分の普通大和八木行は普通五位堂行に変更、大和八木から急行に化けていたのを五位堂からに変更する。真菅、松塚、築山利用者にとっては、高安で追い抜かれる急行に乗換え、大阪上本町着6時26分だったのが、乗換えなしで6時15分になる。真菅から大阪上本町までの所要時間は44分から34分へ10分短縮となる。一方、停車駅が増える分、八木以東から大阪上本町への所要時間も4分増え、改正前より大阪上本町着が繰り下がることになる。

次の青山町発5時04分の急行上本町行は、普通五位堂行(五位堂から急行上本町行)に変更する。つまり、桜井まで各駅に停車だったのが、五位堂まで各駅に停車となり、大福、耳成、真菅、松塚、築山に新たに停車することになる。このことで大阪上本町着が6時26分だったのが、6時29分に繰り下がる。急行が時刻を繰り下げるため、先述の五位堂発5時51分の区間準急は高安での待避がなくなり、大阪上本町着は2分繰り上がる。名張発初電と青山発初電が、急行に化ける駅が変わるのは土休日も同じだ。

河内国分発6時30分の区間準急は運転を取り止める。それに伴い、榛原発5時43分の準急は区間準急に格下げ、河内国分から高安まで各駅に停車させて、大阪上本町着を6時51分から6時57分に繰り下げる。停車駅が増えるだけでなく、五位堂発6時30分の急行(大和朝倉から五位堂まで各駅)の急行に河内山本で追い抜かれるため6分も遅くなる。

以上の改正内容から真菅発6時前後は42区 03準だったのが、41普五 55普五 04区に、大福駅5時台は、30普八 56準上だったのが30普五 45普五 57区上と変わる。(普五は五位堂から急行)

それ以外にも名張発5時41分の普通五位堂行(五位堂から急行上本町行)は大和朝倉発に短縮変更、代わりに八木始発だった区間準急を名張発5時44分として延長変更する。また、名張発5時58分の普通五位堂行(五位堂から急行上本町行)も大和朝倉発に短縮変更、代わりに八木始発だった区間準急を名張発6時00分として延長変更する。

いずれも、名張発区間準急が大和朝倉に到着する4分前に化け急行が発車、河内国分で後続の急行に追い抜かれる。つまり、平日5時台において、長谷寺以西から大阪方面への有効列車は、名張発33急、41化、51急、58化、09急から34急 52急 09急の3本だけになる。

青山町発7時47分の急行上本町行は、榛原発8時02分発に短縮変更、普通五位堂行(五位堂から急行上本町行)に格下げして、大福、耳成、真菅、松塚、築山に新たに停車させる。区間廃止となる青山町から榛原までは4分前を走る快速急行がフォローするが、三本松はそれがないので、7時34分から8時10分までタイムラグが発生する。停車駅増で4分ほど繰り下げになるので、河内国分で追い抜く区間準急も時刻を繰り下げる。そのため、区間準急の布施での待避が河内山本での待避となり、河内山本発、近鉄八尾発が5分繰り下げとなる。この影響で大和朝倉発8時08分の区間準急は運転を取りやめ、代わりに高安発9時03分の普通を新設する。

榛原発8時42分の準急は短縮変更及び格下げして、五位堂発9時10分の区間準急に変更、その兼ね合いか高安発9時30分の普通が大和朝倉発となっている。高安発の優等は10時台が09区 24準 41準 59区、11時台が19区 46区となっていたのが、10時台が02準 15区 32区 42区 、11時台が02準 19区 31準 44区といった具合になる。10時台は41分の準急が区間準急に格下げ、代わりに59分の区間準急が02準急に格上げ、11時31分に始発の準急が新設となり、大和朝倉からの普通から接続するような形だ。

名張以西では、名張発5時21分の伊勢中川行と、伊勢中川発6時00分の東青山行を廃止する。始発の繰り上げはないが、伊勢中川→東青山での急行通過駅では47分のタイムラグが発生する。利用者が少ないから仕方がないのかと。

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