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しーさるの鉄日記

E8系つばさで帰る

新庄からはE8つばさで東京へ帰ることになった。E8系は去年3月改正でデビュー、その翌月に北海道旅行に行くときに大宮で目撃したものの、乗車は今回が初めてとなった。2024年3月改正時点では3編成運用で3往復に充当されていたが、8月には6編成体制に、今年の改正直前では9編成体制となり、下り8本、上り9本にほぼ毎日運用されていた。今年の改正では山形系統4往復、新庄系統5往復がE8系の運用となったが、朝の下り1本、上り2本以外はE3系運用の日がある。E8系は今後も投入を続けていき、15編成全てが揃う来春には、E3系を置き換え切る予定だ。発車の5分くらい前に隣ホームにもE8系が入線してきて、E8系同士が並んだ。15時51分発の臨時『つばさ』だろう。運転頻度は少なく、次の運転はGW、その次は6月15日まで運転されない。新庄発では定期『つばさ』の34分後の発車だが、漆山駅で定期普通と交換して、山形着は38分差、かみのやま温泉、赤湯、高畠にも停車して、米沢着は47分差、宇都宮で臨時『はやぶさ』の待避を受けて、大宮以南着は52分も開く。

新庄発15時17分、一瞬100キロ以上出すが、すぐに速度を落とし、緩やかなカーブが続く区間を90キロで走っていく。舟形から芦沢まではの6.6キロは山形以北で唯一の複線区間となる。芦沢を通過すると次の直線になるので120キロ以上を出すようになる。大石田を15時32分に出ると、100キロ以上まで加速するが、すぐに90キロに減速する。今宿トンネルが最上川沿いカーブしているからだ。それを抜けると130キロまで加速、袖崎で下り普通と交換する。そのあと緩やかなカーブで100キロに落とすが再び120以上に加速、次第に速度を落として15時41分に村山に到着した。しばらくは直線が続くものの、村山からさくらんぼ東根までは5.4キロなので120までは出さなかった。さくらんぼ東根発15時47分、天童までは7.7キロあるので、130キロまで加速した。天童で座席の半分が埋まり、15時53分に発車、120キロまで加速する。羽前千歳で90キロまで落とすが、110キロまで再加速、北山形を80キロで通過して、お堀の横で50キロまで減速、16時04分に山形に到着した。

山形で席のほとんどが埋まり、16時06分に出発、一気に130キロ近くまで加速する。かみのやま温泉、赤湯は通過となるが、20分前に山形始発の『つばさ』があるので問題ない。須川前後がS字カーブで85キロまで減速するが、蔵王の通過時には130キロまで加速した。その後、須川沿いに上り勾配とカーブが続き80キロ近くまでスピードが落ちる。蔵王駅は標高128mだが、かみのやま温泉駅は177mと50mほど登ってくることになる。かみのやま温泉を100キロで通過した後、国道13号を並行する辺りで120キロ以上で走行する。そのあと、すぐに100キロに減速、下り線と分かれて第一、第二中山トンネルを通過する。羽前中山から単線になるのでポイントで60キロまで減速、標高は244mとかみのやま温泉駅から67m登ってきた。その後110キロまで出すが、減速して中川を75キロで通過する。中川の2.8キロ先の北赤湯信号場からは赤湯までの5.5キロが複線になるが、70キロから80キロで走行する。北赤湯信号場の先の第二赤湯トンネルの辺りが分水嶺で標高は280mほどとなる。左手に赤湯の街を見ながら、第一赤湯トンネルを通過、赤湯を50キロで通過しながら、下りの『つばさ』と交換する。その後、130近くまで加速、高畠通過時は110まで落ちたが、そのあと120キロ以上まで加速する。置賜を通過した後、緩やかなS字カーブで90まで減速、100キロ以上まで再加速して、米沢に16時38分に着いた。

米沢を出ると、130近くまで加速するが、すぐに90キロくらいまで減速して関根を通過、羽前中山からほとんど単線だったが、関根からはずっと複線となる。米沢は標高248mだが、関根は標高306mまで登ってくる。この先は渓谷沿いに登っていくので、60キロから70キロくらいでゆっくりと走行することになる。標高469mの大沢、標高624mの峠まで登ってきて、1964mの板谷峠トンネルを通過する。下り線は2つのトンネルに分かれている。板谷は550mまで下りてくる。明かり区間を少し走って2161mの環金トンネルを通過、1025mの大日向トンネルを通過すると、標高330mの赤岩駅跡を通過する。さらに松川トンネルなど4つのトンネルを通過すると眼下に福島の街並みが広がり、山すそをS字カーブで降りていく。

庭坂駅の標高は131m、峠駅から500m以上降りてきたことになる。関根から庭坂までは、米沢トンネルを含んだ新線が計画されている。米沢トンネルは長さ23キロほど、160キロで通過すると10分もかからない。この新線が完成すると現行30分以上かかっている福島~米沢間が20分程度に短縮、最速2時間20分以上の東京~山形間も2時間10分に短縮される。今年2月の山形県の算出によると、総工費は2300億円、着工から約19年かかるとのこと。今すぐに着工したとしても、このルートを通るのはE8系の後継車両ということになる。

庭坂を通過した後は、110キロまで加速、笹木野を100キロで通過する。そのあとすぐに減速、ゆっくり走ってアプローチ線に入る。3回止まりながら、前に『やまびこ』を連結、17時14分に福島に到着した。到着すると、横をすぐに『はやぶさ』が通過していった。郡山から宇都宮までは、最高速度295キロで走行する。同区間の所要時間は27分なので、E3で運転した場合と1分しか変わらない。宇都宮で3分停車、日曜日は仙台始発の臨時『はやぶさ』を待避することになっているが、運転は4月からなので、今日は空待避となった。E3で運転して遅れた場合はここで遅延を回復する。新庄から空いていた隣の席は、宇都宮で埋まった。17時代からは12、21、35、47と、宇都宮線以上の高頻度で運転しているので、新幹線の時刻を調べなくても待たずに乗れる。上野には18時42分に到着した。

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