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しーさるの鉄日記

しなの鉄道と上田電鉄

上越妙高発13時02分のはくたかの自由席に乗車、先ほど豊野のスーパーで買った山賊チャーハンを昼食とした。長野着13時21分、コナンのスタンプを押した後、お土産のジャムと七味唐辛子を買った。長野発13時45分のしなの鉄道は2両編成のためか、地方とは思えない混雑だったが、運よく座ることができた。115系3両の座席定員は190名近くになっているのに対し、SR1系2両は100名と半分近く減った。SR1系も3両以上が理想だが、ワンマン運転などの事情で仕方がないのだろう。それなら、2年前の大幅減便は平日だけにしてほしかったところだ。篠ノ井までに降りる客も少しはいたが、篠ノ井から乗って来る客も多く、長野発車時点より混雑した。名古屋から来た『しなの』からの接続を受けたためだ。そのあと、駅に停まっていくたびに降りる客も少しいたが、屋代でも戸倉でも空くことはなく、上田まで立ちっぱなしの人も結構いた。

長野から40分以上かかって、上田に14時31分到着した。中線では『ろくもん』が待避中だった。車内には客がおらず、テーブルの上に食器だけ並べられていた。あとで調べたら、今日は姨捨ナイトクルーズの運行日でそのための軽井沢への送り込みだった。14時38分、軽井沢へ向けて発車、通常の和食コースと同じスジでの運転だ。階段近くの両数表示の時刻表を見たら、今度の上り始発が115系運用だということが判明したので待つことに、『ろくもん』が出発してから6分後の14時44分に長野方から湘南色の115系が入線してきた。先ほど戸倉で追い抜いた回送だ。

湘南色の115系を撮影した後、荷物をコインロッカーに預け、上田発15時00分発の上田電鉄に乗車することにした。上田電鉄に乗る目的は6000系『さなだどりーむ号』、上田電鉄の駅巡りをしたのは2010年、その5年後、新幹線の金沢延伸の2週間後に『さなだとりーむ号』が営業運転を開始した。『さなだどりーむ号』は既存の1000系と違う中間車からの改造のためか6000系となった。この頃は、譲渡する1000系先頭車が足らなくなり、前年の2014年には一畑電車に、2017年には福島交通に中間車の改造車が投入された。前面真ん中ガラスに貫通扉を模したデザインがしてあるため、貫通車両のように見えるが、非貫通車両となっている。運用状況は公式サイトで2週間後まで判明しているものの、土休日の2運用だと、宿泊などの予約をしているときは運任せとなっている。土休日データイムは上りは約30分か約60分かの運転間隔になっているが、下りは40分から70分以上とバラけている。新幹線やしなの鉄道との接続を考慮しているのだろう。先日の改正で平日データイムに上田~下之郷間を中心に28本から39本に増発した。ただし、約5年間の実証実験とのことだ。

改札で週末パスを提示して乗車した。上田駅を出るとすぐに千曲川橋梁を渡る。2019年の東日本台風で崩落したが、新たに架けられて、2021年3月に供用を開始した。城下の先で西に進んでいてたが、3駅目の上田原の先のカーブで南下する。城下と上田原、そして下之郷は交換駅となっている。大学前で標高456mだが、下之郷からの900mで10m上る。右カーブで再び西に進むようになり、舞田までの3.3キロまでに30m上る。八木沢まで700mの駅間だが12m上昇、終点の別所温泉の標高は551mで八木沢からの1.5キロで50m登ってきて、平均勾配は30‰を上回る。特に別所温泉手前は40‰となり、昇圧前は20キロしか出せなかった。東急1000系は、三ノ輪~南千住間の39‰と変わらない勾配だ。

別所温泉着15時27分、20人ほどが下車した。駅ホームには旅館の送迎の人が大正時代の袴姿でいた。また、駅舎の中で手相占いもしていた。折り返し時間が40分以上あったので、丸窓電車を見物したあと、共同浴場の大湯へ行くことにした。駅から歩いて6分くらいだが30mほど登ることになる。時間の都合で、大湯では露天風呂だけ入ることに、入った時間は短かったのに体の芯まで温まった。別所温泉発16時11分の列車で戻ることに、車内の乗客は15人ほどだ。下之郷で交換のために数分停車する。行きは別所温泉まで27分かかったが、帰りは30分かかっている。城下でも交換する次の列車は32分かかっている。朝以外は下りが優先だ。下之郷駅では学生10数人が乗車してきた。沿線には長野大学、上田女子短期大学、長野県工科短期大学校と学校が多い。その先も乗ってきた客は多く、上田に16時41分に着いた時の乗客数は50人近くとなった。

予約の新幹線まで1時間ほどの時間、それを利用して上田城の桜を見ようと思ったが、既に散った後だった。上田城かからは、Xで世話になっている人の旅館へ、パンやハンバーグを購入してお土産にした。駅へ急いで、17時24分発のスカ色の115系を撮影した。同じ日にスカ色のET127系とスカ色の115系を撮影するとは。

上田発17時42分の臨時『あさま』で帰ることに、定期『あさま』の20分後、7分後には定期『はくたか』、長野発は『かがやき』の直後での運転。さらに上野止という条件が加わったので、指定席だけでなく自由席もガラガラだった。念のために指定席は抑えて置いたけど。ガラガラだった車内も軽井沢から一気に乗って窓側が埋まった。安中榛名通過だが、臨時スジのためか、先行の安中榛名停車の『あさま』と高崎までの所要時間は変わらない。高崎から大宮までノンストップだが、スジが少し寝ているため、後続の『はくたか』との差は7分から3分に縮まってしまう。日は長くなり車窓はずっと明るかった。

大宮着18時44分、上田からの特急料金は大宮まで3170円に対し、上野まで乗ると3570円になるので、大宮で宇都宮線に乗り換えて400円節約することにした。宇都宮線に5分で乗り換え、上野経由で帰宅した。

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