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しーさるの鉄日記

駅降り行動:只見線(会津越川~只見)

残り少なくなったJR東日本の駅巡り、今日は只見線の復旧区間を攻めることにした。

新幹線は、郡山までなので、上野からでなく、大宮から乗って料金を節約することに、上野での接続時間が短いから、10分しか変わらないからな。上野発6時08分の宇都宮線で大宮着6時33分、大宮発6時45分のE2充当の各駅停車やまびこの自由席に乗り込んだ。那須塩原を過ぎたところで、磐越西線で車両故障という不穏な情報、JR東日本アプリで在線を確認したら、分の乗る一本前の電車が45分遅れで郡山に停車中だった。幸い、車両故障で運転見合せまでにはならなかった。

郡山着7時54分、遅延の磐越西線は50分以上の遅れを出しながら、既に出発していた。乗る磐越西線は、8時29分発の快速ばんだいではない快速、川桁から先は各駅に停車する、いわば区間快速だ。

遅延した磐越東線の接続を受けたため、郡山は7分遅延の8時36分発となった。郡山富田で学生数人が降りた後、喜久田に続いて停車、安子ケ島を減速しないで通過する。磐梯熱海に停車した後は上り勾配、スイッチバック跡を見てしばらく走ると中山宿を通過する。上戸を通過後、関戸で交換のため30秒ほど運転停車、その3分後に川桁で停車する。時刻通りなら川桁で交換する予定だったが、遅れたため関戸での交換になった。川桁で交換待ちの時間分回復し、遅延は3分となった。川桁から先は各駅停車、関戸は運転停車したため、通過したのは安子ケ島、中山宿、上戸だけだった。

磐梯山の観光放送のあと、猪苗代に停車、翁島、磐梯町、東長原、広田と停車していく。自分の乗車した車両では、乗降はなかった。広田でも上り列車と交換した。会津若松着は9時44分、10時00分丁度の只見線臨時快速「只見線満喫号」への接続は余裕があったが、9時48分の、磐越西線、及びお座敷トロッコへの接続時間は半減した。お座敷トロッコに接続することが、わかっていれば、西若松まで乗ただろうけど、普通の時刻表ではそれは分かりにくい。

お座敷トロッコを撮影した後、只見線臨時快速「只見線満喫号」に乗り込んだ。定期普通が2両に対し、この「只見線満喫号」はキハ110の3両で運転、ただし会津若松寄り2両は、ロングシートも含めて指定席車両になっている。自分は、人気のなさそうなロングシートを指定、そしたら優先席が当たってしまった。一方、クロスシートは高齢女性が多いアベコベな状況になった。ロングシートを指定した客はもう一人いた。

西若松を出た後は、会津坂下、会津柳津、会津宮下、会津川口と町の代表駅に停車していくが、降りる客は少なく、ほとんどの客が只見まで乗り通す。快速なので駅を通過する分、普通よりは速い。まあ、普通は交換待ちが長いから、遅いのだけど。会津柳津を出ると、只見川の橋梁を渡るたびに徐行して観光放送、乗客は車窓にカメラを向ける。後に述べるツアー客もいるし、只見線は首都圏からも近い山の五能線と化している。コンスタントな観光需要が見込まれれば、キハ110の改造車か、新製のハイブリ気動車による臨時快速が毎週土日に運転されるだろう。その場合、自由席を連結すれば、突然の無人駅からの利用に対応ができる。

只見着12時17分、多くの客が降りて駅周辺は賑わう。只見は狭い島式、平屋の駅舎は小出寄り右側の少し離れたところにあり、構内踏切からも少し歩く。構内が広がった頃の名残だ。駅舎の中には只見町インフォメーションセンターも入居している。駅前広場は舗装されただけ、地域バスや会津田島からのバス2往復が乗り入れる。それに面して旅館など、少し離れて新しい土産物屋がある。只見の街の中を散策して、スーパー、コンビニ3件で、今日の昼食、夕食、明日の朝食を購入した。14時35分の会津若松行に乗る予定だったが、13時55分の地域バスで、会津蒲生へ向かった。会津蒲生は右片面、小出寄りに階段出口がある。駅周辺には蒲生岳への登山口がある。

会津蒲生発14時44分、ツアー客で満席になるありがちな状況、会津越川を飛ばして14時58分に会津大塩で降りた。当初は会津横田で降りる予定だったが、立つ時間を減らすため、変更することにした。会津大塩は左片面で小出寄りに出口のある構造、この駅だけ車道と並行している。会津大塩からは会津横田まで30分以上歩くことに、その途中掛け直しとなった第七只見川橋梁を見ることができた。付近には共同温泉が何軒かあるものの入る時間はなかった。

会津横田は左片面で会津若松寄りに出口のある構造、周辺は民家が多く、国道まで出るとスーパーがあった。駅名標は今まで見たもので一番錆びており、文字も読み取りにくい。更新した方が良さそうだ。発車時刻を間違ったため、会津横田駅にいたのは一瞬だけ、15時52分発の小出行で折り返し、充当車両の後ろはキハE120の国鉄塗色だった。飛ばしてきた会津塩沢に16時04分に到着した。

会津塩沢は右片面、会津若松寄りに出口がある。駅付近の線路はバラストも含め新しいものだったが、小出寄りは雑草で線路が見えなかった。駅近くには、北越戊辰戦争の中心となった河井継之助の記念館があるが、16時閉館で寄ることができなかった。会津塩沢発18時16分の会津若松行最終に乗車、既に降りた2駅を飛ばして、会津越川に18時35分に下車した。会津越川は左片面、小出寄りに出口がある。ここも国道から少し離れている。国道沿いには民家があるが、商店などはない。

会津越川発19時16分の小出行最終に乗車、只見には19時52分に到着した。

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