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しーさるの鉄日記

呼人から上川へ向かう

北海道旅行5日目、昨日の石北本線の駅巡りで白滝~網走間は全駅クリアしたので、今日は上川周辺の数駅を巡りながら、旭川方面を目指すことにした。当初計画では、釧網本線を数駅巡った後に、特快きたみに乗り継いで、留辺蘂、西留辺蘂、生田原を昨日のスケジュールでクリア、特急で上川へ向かうつもりだった。そのあと、宿泊地などを調整することで、それらを1日繰り上げて、今日のスケジュールに余裕を持たせた。天気で予定がどうなるかわからなかったからだ。

宿泊したのは呼人(よびと)、特快きたみに乗り継ぐためには呼人発8時53分に乗ればいいのだが、旅館を早めにチェックアウトして、呼人発7時43分の北見行に乗って時間調整することにした。昨日、鱒浦から美幌まで乗った列車だ。
呼人は交互配置の相対式、駅舎のある左側下りホームが北見側にずれている。完璧にずれているので、跨線橋は下りホームのホーム端と上りホームのほぼ北見寄りを結んでいる。1988年に建てられた駅舎は水色の分譲の屋根があるもの、出入口付近には大きい群青の上屋がある。待合室だけでトイレはない。駅舎はホームから離れており、ホームからは跨線橋付近の4段の階段と3弾の階段で駅舎前のスペースに降りるようになっている。このスペースが旧駅舎のあった場所だろう。左側は花壇になっていた。

駅前広場は広いものの未舗装、国道からそこに通じるアクセス道路は舗装されており、歩道もある。国道沿いには民家が点在、少し歩いて網走スポーツ・トレーニングフィールドへ向かう場所にも集落がある。宿泊施設が国道から離れているところを含めて結構あるが、商店は少なく、コンビニは皆無だ。国道沿いには、女満別空港へのリムジンバスのバス停もある。リムジンバスだから各バス停から空港までしか利用できないと思っていたら、各バス停間の利用もできた。ただ、朝一番の女満別空港行がこれから乗る北見行と時刻が変わらないから、今回のスケジュールではどっちみち利用しなかっただろう。女満別空港からの最終バスも、昨日の列車到着の8分前に発車したし。

網走市内だが、網走から8キロ離れており、女満別の方が少し近い。乗車人員は18人、西女満別や釧網本線の駅ば倍くらいで、特急通過駅では多い方だ。交換待ちは朝の普通同士の2回の他に、16時26分の留辺蘂行が特急網走行の通過を待つ。

呼人発7時43分に乗って、女満別で下車する。女満別駅は2018年に巡っているのだが、愛し野までの駅で昨日唯一降りてなかったので、改めて降りることにした。駅舎や駅周辺は6年前から変わってないが、早朝で図書館は開いておらず、ホーム側の待合スペースしか入れなかった。生田原と違って、営業時間外は駅前広場からも入れないから、前回図書館の開いている時間に訪れて良かったと。北見寄りの歩道橋を経由して駅舎と逆側へ。駅舎と逆側の下りホームからは出口が整備されてないので、構内踏切で駅舎側へと回る必要が出て来る。女満別湖沿岸にはキャンプ場と民家があるが、キャンプ場はマイカー客が中心だから、それほど需要がないのだろう。駅に戻って、8時20分発の特急『大雪』を撮影した。課金して上川までワープすることも検討したが、中愛別へ行くのに、上川で接続する普通が特快きたみと同じなので止めた。割引が効かず、上川まで6270円もするし。次の普通北見行まで30分以上あったので、町の中を散策しながら、セイコマで朝食を調達した。6年前に訪れた時は駅周辺しか散策してなかったので、70分も開いたのは好都合だった。

昨日と同じ列車に50分乗って、北見には9時43分に到着、駅前を少し散策したあとは、特快きたみのクロスシート確保のために、改札が始まるまで待った。10時26分の特快きたみだけでなく、10時19分の普通網走行があるので、10時10分くらいに改札が始まると予想し、10時に改札の先頭に並んだ。改札の始まる頃には数十人ほどの列がてきていた。ホームで特快きたみを待っていた人が数人いたものの、向かい合わせの2人掛けは確保できた。

西留辺蘂は通過するが、金華は特急網走行との交換のために運転停車、5分の停車が特急の遅延で12分の停車となり、7分の遅延が発生した。3度目の常紋越えのあと、生田原、安国と停車、遠軽ではスイッチバックで8分停車となるが、5分停車で遅延を4分に回復した。方向転換のため、座っている位置を対面に変更、対面に誰もいなくて良かった。以前はキハ54のクロスシートを転換させていたが、今年の春改正でH100に置き換えられたため、そのような光景はなくなった。

瀬戸瀬だけを通過して、丸瀬布、白滝と特急と同じ停車駅となる。遠軽の標高80mだが、11キロ進んだ瀬戸瀬は146m、19キロ進んだ丸瀬布は199m、39キロ進んだ白滝は358mまで登ってくる。白滝から3.3キロの上白滝で402m、上白滝から5キロ離れた奥白滝は515mと100m以上の標高差になる。平均勾配は22‰だから最急勾配25‰の比率が高い。奥白滝から4キロ、さらに100m近く上昇の610mまで来たところで全長4329mの石北トンネルに入る。石北トンネル内も15.2‰の上り勾配が連続、ほぼ中ほどの644.1mを通過した後は、4.0‰の緩い勾配を下る。トンネルを抜けるとオホーツク官内の遠軽町から上川管内の上川町に入り、標高634mの上越信号場を通過する。そのあと4キロほどは、25‰の下り勾配が続き、上越信号場から7.7キロの 中越信号場では標高474mと160mも下って来る。ここも平均勾配は20‰を上回る。中越信号場から上川駅までは12.3キロ、上川駅の標高は339mと白滝より少し低いくらい、平均勾配は11‰と緩やかになっている。

上川着12時59分、遠軽での4分遅れも下白滝信号場での交換待ちとH100の性能で定刻通りまで回復した。白滝からは交換待ちはなかったが、37.3キロで39分かかり表定速度は60キロ以下となった。H100のスペックはキハ54と大差ないから、キハ40を置き換えた宗谷本線ほど時間短縮してない。但しキハ283で置き換えた特急も数分速いだけだから、線路の問題かと思う。

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