しーさるの鉄日記

鉄道博物館拡大


JR東日本は、鉄道博物館が10周年を迎える2017年秋をめどに、本館の南側、現在てっぱくひろばがある場所に新館を建設、本館についても一部リニューアルすることを発表した。

新館は8500㎡と本館の1/3に満たないが、展示面積は本館の半分で、延べ展示面積は現状の1.5倍になる。

新館の1階は『仕事』のステーション、E5系新幹線のシミュレーターや400系新幹線が展示され。様々な鉄道関係の仕事が体験できる。2階は『未来』のステーション、自分のアバターを未来の鉄道映像ジオラマに投入することで、鉄道の未来を体験することができる。3階は『歴史』のステーション、鉄道の歴史を6区分し、それぞれの時代の駅の情景から展示室に入ることができる。4階は『旅』のステーション、プロジェクターで投影された列車、ホーム、景色を通して旅行する気分になれる。

本館1階の車両を展示してあるスペースは『ヒストリーゾーン』から『車両』のステーションへリニューアル、最新のICTを活用して、車両の活躍していた時代の姿を再現する。また、2階、3階の『ラーニングゾーン』は『科学』のステーションとし、鉄道の車輪が動く理由などを物理的に紹介する。

なお、本館の1階にある『ラーニングゾーン』はキッズ&カフェテリアスペースに改装、模型ジオラマも窓ガラスなどを外すなど大きく改装する。本館1階のシミュレーターホールと2階運転士体験教室は新館1階『仕事』のステーションに、本館1階レストランは新館5階に移動し、その跡にはインフォメーションセンターを新設する。

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開業10周年のリニューアル、交通博物館が廃止直前の感じをずっと維持していたことを考えると、ずいぶんスパンの短いリニューアルだ。

2017年秋というと、北海道新幹線ですら延伸して1年以上経ち、山手線もE235を置き換えるかどうかで、ホームドアも大規模4駅以外は投入されている頃。そう考えると、リニューアルは必要なわけで。

新館が建てられるのはてっぱくひろばがあるところ、イメージ図によるとランチトレインは残るが、各遊具は撤去されるようだ。屋上を開放して、そこに置けばいいのにね。

完成は3年後だということだから、その時の最新技術が導入されるのだろうか。京阪くずはのsanzenhirobaはタブレットで歴史を見たからな。アバターを利用した未来の鉄道とか期待しているわけだが。新館は年明け辺りに施工するのだろうか。本館の方は、改修対象になる部分だけ順次閉鎖して、2017年夏も営業を続ける予感がする。

リニューアルの一番の目玉は、世界最速のE5シミュレーター。現状でも200系のシミュレーターがあるが、本物の車両を通してパノラマ画面で運転することになる。200系は予約不要で無料だが、こっちは有料の整理券制になりそう。320キロ運転を体験するとしたらある程度の駅間が必要だから、運転区間は宇都宮~仙台間の各駅区切りといったところか。でも200系シミュレーターは大宮以南で300出せるからこだわる必要はないんだな。

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