しーさるの鉄日記

3連休パスとお先にとくだ値を比較してみる


JR東日本の東北地域で土日きっぷエリアの訪問駅がだいぶ少なくなっている一方、エリア外の未訪問駅はかなり残っている。それらのエリアでは3連休パスを使うと効率がいいが、積雪のある冬場を除くと夏の1回、秋の4回しか使えない。そのうえ、秋は9月は台風のリスク、11月は日が短い。そこで3連休パスでなく、『お先にとくだ値』、『スーパーモバトク』と『ホリデーきっぷ』などを使用した場合、どれくらい価格が変わってくるか検証してみる。なお、1日当たりの旅行費を求めるときの宿泊代は5,000円とする。

●岩手県

上野~盛岡までの『トクだ値25』は往復21,780円、いわてホリデーパスは2日で4,920円、3日で7,380円になるから、宿泊代込みの旅行代は1泊2日で31,700円、2泊3日で39,160円となり、1日当たりの旅行代はそれぞれ15,850円、13,060円となる。それに対し、3連休パスを使うと宿泊代込みで36,670円、1日当たり12,230円と安くなるだけでなく三陸鉄道にも乗れる。

●青森県

上野~新青森までの『トクだ値25』は往復25,700円、あおもりホリデーパスは2日で4,940円、3日で7,410円になるから、宿泊代込みの旅行代は1泊2日で35,640円、2泊3日で43,110円となり、1日当たりの旅行代はそれぞれ17,820円、14,370円となる。それに対し、3連休パスを使うと宿泊代込みで38,430円、1日当たり12,810円とトクだ値25より1,500円も安くなる。

●秋田県

上野~秋田までの『スーパーモバトク』は往復26,640円に対し、3連休パスは30,250円と3,600円高くなる。秋田まで行って戻るだけなら『スーパーモバトク』でいいのだけど、そこから先に向かう場合は、フリーきっぷが五能線フリーパス(3,810円)ぐらいしかないから、3連休パスがいいだろう。

●北海道

上野~新函館北斗までの『スーパーモバトク』は往復30,600円に対し、3連休パスは36,290円とだいぶ高くなる。また、3連休パスでのフリー区間は森以南だけで、そこから先に使えるフリーきっぷは3連休パス適用期間に販売されていない。安く乗りまわすには18きっぷしかないので、18きっぷ期間中も買える『スーパーモバトク』などが効果的だ。


ちなみに東海道・山陽新幹線でEX早特21を使うと、新山口までの片道で通常のEX予約サービスよりも4,730円安くなる。EX早特21は、年末年始、GW、正月は使えないから、それらの時期は東日本を優先させて、3連休は西日本にするということも考えたほうがいいかもしれない。東京対九州は、EX早特の設定がないから、いつも時期でも構わないけど。


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