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しーさるの鉄日記

JR東日本2022ダイヤ改正(総武線、内房線他千葉各線)

JR東日本のダイヤ改正、京葉線以外の千葉県内の改正概要は以下の通り。

●『しおさい』『わかしお』の指定席の号車を統一して、一部列車では拡大する。

●成田~佐原間において、E131系運用の列車2往復でワンマン運転を開始する。

●平日朝ラッシュにおいて、総武線各駅停車、総武線快速の運転本数を減らす。

●総武線の通勤快速2往復全てを快速に変更する。

●千葉着8時53分の列車を上総湊発から館山発に延長変更する。それに伴い、安房鴨川発6時16分の上総湊行は館山行に短縮変更する。なお、館山発6時21分の千葉行は君津行に短縮変更、千葉発6時31分の上総湊行は君津行に短縮変更して、君津で上総湊行に接続させる。


平日朝の総武線快速では、成田発6時45分、成田空港発7時22分の通勤快速を快速に格下げする。通勤快速は佐倉から先、四街道、千葉、船橋、錦糸町にしか停車してなかったが、物井、稲毛、津田沼、市川、新小岩に停車するように、成田発6時44分は3分増、成田空港発7時22分は7分増となる。
成田発6時44分の通勤快速は、津田沼発7時26分の快速東京行を吸収する形で格下げとなる。つまり、千葉から先は通勤快速1本が純減という形で、津田沼、市川、新小岩は改正前と変わらない。稲毛では7時13分発から22分発の間に19分発が追加という形となる。

成田空港発7時22分の快速格下げで、8時台の津田沼発は14 20始 24 29始 37となっていたのが、15 19始 21 28 30始 37といった具合になる。20分の始発は通勤快速の通過後の発車だったので19分に繰り上げ、その直後に通勤快速格下げの快速が来て、24分の木更津発逗子行は28分に繰り下げとなる。この木更津発逗子行は千葉での停車時間を拡大して繰り下げているが、東京での停車時間を縮小して、品川から先の時刻は改正前を同じとしている。29分の始発は1分繰り下げるが、先行との間隔が5分から2分になるので、だいぶ空くと思われる。下りについても東京発8時14分の津田沼行が廃止となり、3分間隔のところは5分間隔となる。

夕方も通勤快速のうち、1本を廃止、1本も快速に格下げする。東京発19時52分は快速格下げにより46分発に繰り上げ、40千 47千 52通 56上となっていたのが40千 46成 51千 55上となる。成田行と千葉行は順序入れ替え、新小岩、市川へは7~9分間隔となっていたのが4~6分間隔となる。
21時台後半も37千 49千 53通 00佐 06空となっていたのを37千 48成 57佐 06空に変更、通勤快速を廃止して、追い抜かれた千葉行を成田行に変更する。四街道、佐倉へ急ぐ人には43分の『しおさい』に課金ということなのだろう。それにしても、この時間帯は『しおさい』も含めて、四街道、佐倉方面への直通列車が集中している。22時06分の成田空港行のあとは57分の佐倉行までないから、21時57分の佐倉行を千葉行に、22時29分の津田沼行を佐倉行にすればいい感じになると思うのだけど。

総武線各駅停車は、平日朝において千葉発7時06分の中野行の運転を取り止める。このことで、千葉発7時台は14本から13本に、西船橋発7時台は24本から23本に減らされる。千葉発では03 06 10 14だったのが、03 07 13 18と、5~6分開くようになる。また、西船橋発9時00分の千葉行の運転も取り止める。このことで55始 58 00始 05 07始 となっていたのが、56始 00 04 07始となり、2分間隔と5分間隔はなくなる。平日夕方は三鷹発17時28分(秋葉原発)18時09分の津田沼行を廃止に、秋葉原発千葉方面で17時39分から18時24分まで綺麗な3分ヘッドだったのが、18時前後を中心に4分間隔のところが発生する。

リリースでは触れてないが、松岸駅において、17時12分発の佐原経由千葉行を17時18分に繰り下げて、松岸着17時16分の成東方面からの列車から接続を改善させている。時刻を繰り下げた分は、下総神崎、久住での停車時間を見直したので、成田着は改正前より1分繰り下がっただけだ。その影響で、千葉発17時01分の佐原経由銚子行は下総神崎での停車時間を7分に拡大、下総豊里でも4分停車するようになり、銚子着18時55分を19時04分に繰り下げている。それに接続する鹿島線も、佐原発18時17分を18時21分に繰り下げる。

前回の改正で導入されたE131だが、房総地区、北総地区の両方に動きがあった。

房総地区のE131系は、朝時間帯に運用を変更する。館山発7時01分(安房鴨川発6時39分)の上総湊行は、209系の8両で置き換え、館山発7時10分の千葉行とする。上総湊以南で通学客で混雑するためだろう。209系で置き換えることで輸送力は4倍になる。その代わり館山発6時21分の千葉行は、充当車両を209系からE131系に変更して、君津止となる。上総湊以南は通学時間帯から外れた早朝だし、上総湊から先も京葉線直通普通の4分後を走るから、あまり混まないのだろう。
また、上総湊発7時42分が館山発になったため、その送り込みの千葉発6時31分の上総湊行(209系)も君津止となり、君津で館山行に接続となった。この館山行は上総湊で25分も停車するため、千葉発6時58分の普通上総湊行からも接続を行なう。

北総地区のE131系は、ダイヤに変更がないが、成田へ乗り入れる朝と夜の2往復について、成田線内でもワンマン運転を行なうようになった。対象となる列車は、成田発5時56分と20時43分の鹿島神宮行、佐原発8時37分と22時43分の成田行となっている。下りは鹿島線にそのまま乗り入れる運用だが、上りは鹿島線と佐原で分断され、独立した列車になっている。

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