
明石を出ると、120キロまで加速、1分前に出発した普通をすぐに追い抜く。カーブで110キロに落とすものの、再び120キロまで加速、須磨を通過したときは125キロを出していた。神戸の街の中に入り、兵庫を100キロで通過しながら、快速を追い抜く。快速で舞子、垂水、須磨から大阪へ向かう人からしたら、新快速停車駅の神戸の目前で追い抜かれるというもどかしいダイヤだが、新快速への集中を防いでいるのだろう。あと、大阪へ向かう流動より三ノ宮までの流動が大きいとか。新快速に乗り継ぐには、西明石始発のJR東西線直通の普通に乗るしかない。神戸には13時18分着、明石からの表定速度は97キロとなる。駅間は19.4キロと高槻~京都間の21.6キロに次いで長い。
神戸を出て、50キロ制限を受けた後、80キロまで加速して元町通過、3分で三ノ宮に到着して、乗客の半分以上が入れ替わった。三ノ宮を出ると120キロ近くまで加速して、灘、摩耶と通過する。六甲道通過時は105キロまで減速、停車中の普通を追い抜く。125キロまで加速して住吉を通過、芦屋には13時30分に到着、表定速度は85.5キロと神戸以西より下がっている。芦屋を出ると、120キロ近くまで加速してさくら夙川を通過、甲子園口を通過したときは130キロ近く出していた。立花を120キロ近くで通過した後も再加速、尼崎には13時37分に到着、表定速度は98.5キロと一番高くなる。停車時間を考えると100キロくらいいくかもしれない。尼崎を出ると100キロ以上まで加速して、塚本を通過、大阪には13時43分に到着、姫路から61分かかった。
大阪では近鉄の8A系に乗ることにした。近鉄8A系の充当列車は姫新線の東觜崎駅で時間があったので調べたもの、京都どころが天理まで行くことも念頭に置いていたが、近鉄奈良線の急行に充当されていることが判明したので、新快速を大阪で降りた。大阪発13時49分発の大阪環状線外回りで鶴橋へ向かうことに、思ったより空いており席の半分も埋まってなかった。鶴橋着14時05分、8A系が来るまで阪神9000系のラッピング編成などを撮影した。14時12分、急行大阪難波行が到着、先頭4両が1220系運用、後4両が8A系運用だった。
8A系は4両固定、今年10月7日に3編成が大阪難波~近鉄奈良間、京都~橿原神宮前間、平端~天理間に投入、近鉄線内での限定運用で、阪神線、京都地下鉄に乗り入れる運用には充当されてない。4両単独で京都線、橿原線、天理線の普通に充当されたり、在来車と連結して、6両、8両、10両で、京都線、奈良線の急行に充当されている。
現時点では10編成が営業運転に就いているが、年度内に12編成に拡充、2025年度内には9編成の追加投入で21編成体制となる。このことで8000系を置き換え、京奈線では最大勢力になると思われる。外観カラーリングには『ひのとり』と同じGKインダストリアルデザインは、内装は、結崎駅やJRの273系『やくも』をの内装との川西康之のイチバンセンが担当した。川西康之氏にとっては駅だけでなく停車する電車のデザインをしたことで、故郷に錦を飾る形となった。シートモケットは赤い花柄、優先席はオレンジとなっている。
前面部から乗務員ドアまでと、側面下部と上半分はマルーンレッド、乗務員ドア後ろのドアと下半分はシルキーホワイチと在来車よりマルーンレッドの割合が高い。前面は八角形デザインとなっており、前照灯がそれに埋め込まれている。車内はL/C座席、クロスシートはペダルで回転ができる。また、1両の一部をロングシート、クロスシート切り替えができる。ドア付近には『やさしば』という大きな荷物を持った客が座れる1人掛け座席を荷物用のストッパーと共に設置している。先日乗った福岡地下鉄4000系がフリースペースを挟んで1人掛け座席を設置していたのとは対照的だ。近鉄の鉄道車両としては初めて半自動ドアが採用されている。青山越えの寒そうな区間に長時間待避があるというのにこ意外だったけど、ドアカットで対応していたのだろう。東武も20400型が投入されるまで半自動ドアがなかったし。
8A系に6分だけ乗って、大阪難波には14時18分に到着した。そのあとなんば高島屋の551に14時30分から20分ほど行列、御堂筋線では混雑する中百舌鳥発箕面萱野行を避けて、15時04分の天王寺発新大阪行に乗った。新大阪まで乗らずに15時12分に梅田で下車、北側改札口を抜けて、大阪駅北東のヨドバシカメラから外に出た。横断歩道を渡ってグランフロントへ、うめきた広場にはアイスリンクが開設されていた。駅との間には車道がないので、巨大な歩行者だけの駅前広場となっており、噴水の真ん中には「テッド・イベール」というカエルのオブジェクトが置いてあった。
横断歩道を渡り、さらに西へ進むと、今年9月に一部が先行開業したばかりの『グラングリーン大阪』がある。その入口に『うめきたグリーンプレイス』という3階建ての商業施設が建設中、そこから『ロートハートスクエアうめきた』という高さ13m南北120mの大屋根付きのイベントスペースを通ると、広さ5100平米の芝生広場に抜ける。2023年8月に駅のうめきた地下口から外から出たら、仮囲いの仮設通路を何度も曲がりながら、梅田ランプ東交差点の辺りに出ていた。今は、出入口建物そのままで、『うめきたグリーンプレイス』の1階に収まっている。このことで『グラングリーン大阪』の玄関口として、関西空港などから来た観光客を受け入れる。また、既存の出入口の西側、『グラングリーン大阪』から少し外れた場所に小さな2番出口が新設されていた。供用開始が12月12日なので、まだ3週間しか経ってない。そのため、ネットで検索かけても、あまり引っかからない。2023年8月には入れなかった区画で、出入口の前にはタクシーやバスが発着できるロータリーが整備されていた。
うめきた地区を20分近く散策して、大阪発15時50分のおおさか東線に乗車、新大阪には15時55分に到着した。次の『のぞみ』は16時06分だったが、余裕を見て、16時15分の臨時『のぞみ』を予約、博多発で徳山停車なので、すぐ前を走る新山口停車の定期『のぞみ』とは千鳥式停車となっていた。品川着18時38分、今年何度もダイヤ乱れに見舞われた東海道新幹線だったが、行きだけでなく帰りも時間通りに着くことができた。品川発18時54分の上野東京ライン(常磐線)で例年より早く帰宅した。
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