しーさるの鉄日記

2021近鉄ダイヤ改正(橿原線)


橿原線は、天理線との直通がデータイムを中心になくなったため、平端以北では平端以南を上回る減便となっている。

平日朝の橿原神宮前発を見ると、7時30分の普通の運転を取りやめ、45分の普通は39分に繰り上げとなる。39分の急行京都行も35分に繰り上げとなるが、八木や西大寺での停車時間を長くするので、京都線内でのスジは変わらない。朝の平端発大和西大寺方面を見ると、6時58分発、7時44分と天理線からの直通がなくなっているが、数分前後に他の列車があるので、間引いたところで大したタイムラグは発生しない。一方、下りは大和西大寺発5時27分の急行を新設して、急行の運転時間帯を20分拡大する。その代わりに大和西大寺発6時11分の急行を廃止する。天理行は6時13分発を5時52分発にシフトして、6時39分発を廃止している。

データイム以降は、大和西大寺~天理間の普通を、平端~天理間での運転にする形で、天理線への直通を取りやめる。地下鉄直通込みで、京都線急行が毎時6本あった頃は、データイムも急行が乗り入れていたが、2012年改正で普通が毎時1本だけの乗り入れとなり、今回の改正でそれも消滅する。

データイムの大和西大寺発を見ると、53普 57急 05天 11特 16普から05天がなくなることになる。このことで、急行停車駅でも20分以上のタイムラグが発生する。天理方面には16分の普通から新たに平端始発接続させて対応する。天理着は5分繰り下げとなるが、平端での8分停車が3分接続となるので、所要時間は6分短縮する。15時台は23分発だけでなく43分発もなくなるので、31分発を36分発に、54分発を50分発にすることで調整する。平端発大和西大寺方面も、06 16 27から16分発がなくなり、10分間隔のところがなくなる。15時台は04、14、27、44、59から14と59が抜けて、04、26、43となる。

16時台から20時台も毎時1~2本あった天理行を削減して、毎時4本の橿原線普通のみとする。運転間隔調整のため、58分の橿原神宮前行は49~52分に繰り上げ、平端まで急行に先行させる。このことで、西大寺から平端以南の急行通過駅への所要時間は短縮する。平端発大和西大寺方面も17時台前半で、01、09、20とあったのが08だけに、18時台前半で02、11、17とあったのが11だけといった具合に削減される。

夜間は、大和西大寺発22時32分の特急橿原神宮前行と22時54分の普通天理行が廃止に、普通天理行の数分後には普通橿原神宮前行があるから、廃止になっても支障はない。
上りは21時台、22時台に2本ずつあった急行を1本ずつに削減、22時台の普通も含め時刻を見直す。平端発では22時12分の天理線からの普通もそれに接続する急行もなくなる。

京橿特急は、土休日のみ運転本数を見直しきた。通常本数56本のところを2021年1月23日に38本、翌週に34本、3月13日に56本全て復活して、GW前に38本、GW明けに34本となっていた。GW明けの京都発を見ると、10時台と13時台だげ2本、それ以外は毎時1本で、14時台、16時台は設定がないという状況だった。今回の改正では、基本的に全列車復活だが、京都発は16時10分発を新設して、22時00分発を廃止に、橿原神宮前発は土休日のみ19時台、20時台を7分繰り上げ、23時21分発(土休日23時27分発)を廃止する。

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