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しーさるの鉄日記

3/14ダイヤ改正(富士急行、中央線ローカル)


3/14ダイヤ改正、富士急行の改正概要は以下の通り。

●千葉発6時38分(新宿発7時30分)の「富士回遊3号」、河口湖発16時51分の「富士回遊44号」を新設する。

●下吉田駅に副駅名<新倉山浅間公園>を導入したうえで、特急を含めた全ての列車を停車させる。

●特急「フジサン特急」「富士山ビュー特急」に自由席特急料金を導入する。(大月~下吉田:400円、それ以外の区間:200円、河口湖~富士山間:乗車券のみで空席利用可能)

●富士登山電車を普通電車に併結しての運転に変更する。

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3/14のダイヤ改正、富士急行では「富士回遊」の増発の他、フジサン特急の運転時間帯見直しなどが行われた。

「富士回遊」は改正前の新宿発8時30分、9時30分に加え、7時30分が新たに設定されることになる。それも「千葉あずさ」に連結されるから、千葉、船橋、錦糸町から乗り換えなしで河口湖方面へ向かうことができる。千葉から富士急行への直通は、臨時快速「山梨富士」が一時期運転されていたから、今回の千葉発「富士回遊」はその復活ということになる。

改正前も、土休日には新宿発7時35分の「富士回遊91号」が設定されていたが、定期に格上げになることで、八王子から大月まで40分と普通と4分しか差がなかったのを28分に短縮している。大月では「あずさ」からの切り離しがあるため停車時間が2分だったのが7分に、富士急行線内でも数分の時間短縮を図り、新宿から富士山までで2時間9分かかったのを1時間56分に短縮、河口湖着9時39分だったのを9時21分に繰り上げている。このことで、河口湖駅発9時35分の鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バスに新たに接続することになる。

「富士回遊3号」の新設に伴い、平日のみ運転の大月発8時50分の都留市、文大前、三つ峠停車の快速は、8時49分の普通に格下げとなり土休日も運転することになった。改正後の「富士回遊91号」は新宿発11時13分と遅い時間帯に変更、去年まで走っていた新宿発10時47分の「成田エクスプレス」より遅い時間帯だ。河口湖着は13時09分、昼食は駅に着いてからでもいいが、車内販売するのも一考かもしれない。

上り「富士回遊」も、河口湖発15時04分と17時36分の間に16時51分発を新設している。土休日は15時58分の臨時も加わり、45~54分の運転間隔に、普通と特急が交互に走るダイヤになる。

「富士登山電車」は、三つ峠、下吉田、富士山、ハイランド停車で特急と千鳥式だったが、一般車両と連結して各駅停車での運転になった。このことで、所要時間が10分前後余計にかかるようになる。その一方、普通列車が増発となり、大月発12時01分、13時13分、59分、14時53分とタイムラグのあったダイヤも12時02分、59分、13時49分、14時19分と1時間以下の運転間隔となった。

なお、「富士登山電車」は各駅でドア扱いするものの、前もって予約してないと乗車できない。また、5年前の改正で下吉田駅での見物時間を確保したが、今回の改正ではそれもなくなった。個人的には観光列車と一般列車の混結は、ローカル線の駅での乗車チャンスを拡充させるという意味で歓迎しているけどね。観光列車は速達化の必要もないし、指定券を発券できない駅はドア扱いしなければいいだけの話だし。自分が2009年8月に駅降りしたときは、青富士が自由席で、茶色とクリーム色のリバイバルカラー編成と連結していたが、翌年春改正では単独で快速運転となっている。

下吉田駅は新倉山浅間公園の最寄り駅ということで、全列車の停車駅に昇格することに。新倉山浅間公園は、富士山と忠霊塔がインバウンド客の間で一躍有名になり、2012年までの240人程度だった乗降客数は、2017年では420人となった。個人的には下吉田といえばブルートレインテラスだけど、外国人観光客は立ち寄るのだろうか。寝台車は向こうではそんなに珍しくないものだと思うけど。

富士急線内特急については、土休日のみ運転だった大月発12時49分の「フジサン特急3号」、河口湖発14時03分の「フジサン特急8号」を平日も運転としている。スジは平日運転の臨時「富士回遊」をほぼ踏襲したものだ。あと、河口湖発9時41分の「富士山ビュー特急2号」を9時22分に繰り上げ、特急新宿行への12分接続を普通高尾行の9分接続に変更している。

普通列車では、まず大月発16時08分の河口湖行を新設、甲府発「かいじ」から14分で接続させている。また、河口湖発18時11分の臨時「フジサン特急90号」を廃止した代わりに、河口湖発18時16分の大月行を新設、普通高尾行に11分、特急新宿行に19分で接続させている。その一方、河口湖発16時39分(土休日16時49分)の大月行は「富士回遊44号」の設定に伴い廃止になり、普通列車は50分以上開くことになる。優等が増えてきたことだし、都留市駅での待避を検討しても良さそうだ。

中央線普通については、高尾発15時00分の甲府行と甲府発16時43分の小淵沢行を一本化している。甲府発9時40分の高尾行は51分に繰り下げ、このことで松本からの特急「あずさ」から乗り換えられるようになった。甲府発20時40分の大月行については20時32分に繰り上げ、特急「あずさ」からの接続はなくなり、山梨市待避となった。


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