春のダイヤ改正において、JR、首都圏私鉄以外でも、動きがあったのでまとめてみる。まずは東北・北海道から一社ずつ。
★いさり火鉄道
●函館発9時02分の上磯行を新設する。
●木古内発10時13分の函館行を11時16分発に繰り下げる。
●木古内発20時21分の函館行を20時43分発に繰り下げる。
●函館発17時43分の木古内行と、木古内発19時の函館行を2両から1両に変更する。
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いさり火鉄道では、午前中を中心に見直すことに。下り方向では、函館発7時42分が出ると10時40分まで3時間列車がなかったが、9時02分と53分に上磯行を新設して利便性を図った。このことで北斗市役所へ行きやすくなった。市役所近くにはバスも通っているけど、列車が函館まで20分かかるのに対し、バスは50分かかるからな。これに伴い、函館発11時21分の上磯行は運転を取りやめることになった。
木古内発10時台の列車は11時16分に繰り下げ、東京発6時32分の『はやぶさ1号』から36分接続となった。茂辺地までは到着が1時間以上繰り上がるが、上磯は新函館北斗経由も使えたので10分繰り上がり820円安くなっただけだ。でも36分も待ち時間があると、道の駅までクルマで送り迎えということになってしまう。もう少し繰り上げても良かったかもしれない。
なお、改正翌日からは国鉄急行色の気動車の運行を開始した。道内を国鉄急行色が走るのはいつ以来になるのだろうか。平成になるくらいまで急行ノサップとして運用されていた記録はあるようだけど。
★秋田内陸縦貫鉄道
●鷹巣着7時30分の阿仁合始発を、比立内発6時10分として延長変更させる。それに接続していた角館発5時12分の快速阿仁合行については、運転を取りやめる。
●角館発21時40分の快速阿仁合行を新設する。
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秋田内陸縦貫鉄道は、去年に比べて小規模、早朝の下り列車を夜間にシフトさせる。具体的には、角館→比立内において、21時台に増発する代わりに、5時台に削減する。そのまま削減すると比立内からの始発が鷹巣着9時近くになるので、阿仁合発鷹巣行を比立内始発へ延長することで対応した。阿仁合での乗換がなくなったので、比立内発は5分繰り下がった。去年の改正で角館発阿仁合行と比立内発鷹巣行を一本化させて朝2番目の列車になったわけだが、比立内発鷹巣行復活した形とんある。
角館発21時40分の快速を新設することで、東京発18時20分の『こまち35号』から16分で乗り換えられるように、東京・仙台でに滞在時間が2時間拡大される。東京での最終が16時台で早いと思っていたら、五能線の能代から先は東京発15時20分の『こまち』じゃないと行けないのか。岩舘以北に至っては12時20分だし。
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