近鉄の3/17ダイヤ変更、京都線はデータイムを中心に特急を増発、このことでダイヤパターンが大幅に変わった。

京都口を見ると、特橿10、急橿12、普橿16、特奈20、急奈27、普辺31、その後30分もその繰り返しだが、急奈57ではなく普橿58になり、竹田で地下鉄からの急行奈良行に接続する。対急行停車駅でほぼ15分ヘッドになり、現行の20分ヘッドよりは改善させる。だが、それは58分の普橿が地下鉄からの直通に気付いた時の話で、それに気付かなければ30分ブランクとなる。近鉄京都線に限ったことではないが、地上普通と地下直優等の接続案内は徹底させなければならない。
上鳥羽口では特奈の半数が普通を追い抜く。向島では特橿が普通を追い抜き、特奈が地下普を追い抜く。後半の特奈は急橿との2本追い抜きである。大久保では、特奈が急橿を追い抜き、急奈は普橿と緩急結合する。特奈が急橿を追い抜くので、急行は特急と同じ10、20分に近付く。
新田辺では特橿が地下急を追い抜き、特奈と急橿が普橿を、特橿が普通を追い抜く。地下急は急奈より3分ずれているので、西大寺まで逃げ切ることができない。普橿は20分ヘッドに近付けるために、待避なしでも時間調整を行なう。新田辺以南は普通が20分間隔、急行、特急が約10、20分間隔になる。そして新祝園では特橿と地下急、急奈、特奈と急橿が普橿を、高の原では特奈と特橿がが普橿を追い抜く。
改正前は、20分ヘッドベースなので、上鳥羽口では特急が普通を、向島では急行が地下普などを、大久保で特急が地下普など、地下急が普通を、新田辺で急行が普通を、新祝園では特急が急行を、地下急が普通を追い抜くように決まっていた。
一方、上りは西大寺発で地下急08、特奈15、急橿18、普橿22、特橿25、急奈37、普橿41、特奈45、急橿49、特橿55、普橿59となっている。特急は10、20分間隔だが、急行も10、19、12、19と10、20分間隔に近い。上り同様、高の原では特急の半数が普通を追い抜き、新祝園では特橿の半数が急橿を追い抜く。新田辺では地下急と特奈、特橿と急橿が、それぞれ普通を追い抜く。大久保では、新祝園で抜かれた以外3本の急行が特急に抜かれる他、特橿が普辺を追い抜く。向島では、特急と急行がセットで普橿を追い抜くのが基本だが、地下急は追い抜かないし、新祝園で急橿を追い抜いた特橿は単独で地下直を抜く。こちらも改正前は、急行の待避は高の原、新祝園、新田辺と西大寺寄りだった。
改正前と比較すると、急行の特急待避が新祝園から大久保になったことで、新田辺、新祝園への所要時間が3~4分延びてしまった。減便前の15分ヘッド時代でも、急行の特急待避は、下り新田辺、上り高の原が基本だったのだけどね。でも、急行の運転間隔を特急に近付けないと、新田辺以南普通の20分ヘッドと合わなくなる。
あと、新田辺での緩急結合が減少して、京都から興戸、三山木方面が不便になったことか。普通のうち1本は、上鳥羽口での特急待避の後は、新祝園での地下急接続までないし。上り地下直普通が両方とも急行京都行に接続するようになったのは、有効本数が増えていいことではないかと。一方は9分ぐらい待つけど。