JR四国とくとくきっぷ見直し

JR四国は今年の12/31をもって、利用状況を踏まえて以下のきっぷの発売を終了する。

★ 宇和島・松山グリーンきっぷ
★ 松山空港アクセスきっぷ
★ 安芸・室戸観光きっぷ
★ グループ1日割引券
★ 徳島・香川フリーきっぷ
★ 岡山・倉敷・琴平フリーきっぷ

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宇和島・松山グリーンきっぷは名前の通り、宇和島から松山まで6000円でグリーン車に乗れるきっぷ。自由席利用だと往復5800円だが、指定席Sきっぷは5500円、自由席用Sきっぷ4枚だと9400円と安くなる。それ以前に、グリーン車を連結しているのが、いしづちの他は宇和海４往復だけと使う列車が限定される。きっぷ廃止でグリーン車の利用率が悪くなることを考えると、指定席Sきっぷで乗れるようにした方がいいかもしれない。

松山空港アクセスきっぷの利用状況が悪いのは、松山での乗り換えがネックだったのだろうか。それとも知名度とか。空港へのリムジンバスだけでも毎時数本って少ないわけでもないし。ちなみにバスは宇和島から約１時間50分。松山までの特急と30分差だから乗り換え手間を考えると、やはりバスかな。１日３往復しかないけど。なお、八幡浜、大洲、内子からは８往復とそれなりに設定されている。

安芸・室戸観光きっぷは、ごめん・なはり線だけでなく、甲浦までのバスが乗れるきっぷ。徳島室戸高知フリーきっぷに吸収されるだろうけど、逆戻りができないからな。徳島・香川フリーと岡山・倉敷・琴平フリーも知名度がなかっただけではないかと。県境区間を超えるときだけ特急を使って、それ以外は再発見で普通に乗ればいいのだから。

四国は他社に比べると全部乗れるフリーきっぷが充実しているし、東京、名古屋から行く分にはたびきっぷがあるわけだから、廃止のダメージはほとんどなし。きっぷより、普通列車が削減された方が駅降りする身としては厳しい。