南海電鉄では、関西国際空港第2ターミナルビル(国際線)の開業などに合わせて、1/28にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。
●土休日早朝にラピートを1往復増発して、始発を繰り上げる。(難波600発、関西空港706発)
●深夜時間帯に、ラピートを1往復増発して、終発を繰り下げる。(難波2200発、関西空港2300発、土休日は2255発)
●空港急行を5時台に下り1本、23時台に上り2本増発する。これに伴い関西空港発の最終列車は15分繰下げとなる。
●8両編成の空港急行を倍増させる。
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運賃の安さで、海外からの利用者が増えている南海の空港アクセス、混雑のせいか車掌が不適切なアナウンスをして問題になったのは記憶に新しい。
土休日のラピートは、平日と同じく600発が朝一列車になる。平日のようにαになるのだろうか。一方、5時台の空港急行は2本から3本に増発。現状では、空港急行以外に急行和歌山港行が泉佐野で普通関西空港行に接続しているのだけど、この急行和歌山港行を空港急行に変更するのだろうか。そして、和歌山方面へは普通関西空港を普通和歌山港行に変更すると。10分近く遅くなるけど。
一方、夜間時間帯は関西空港2300発のラピートを増発、さらに空港急行2本を増発して、23時台は空急2普1からラ1空急4普1となる。普通を空急化する可能性もあるか。どちらにしろ、空港快速が09と32にしかないJRに大きな差をつけることになる。最終の空港急行は2355発、現行普通より数分早く難波に着くようだ。泉佐野では和歌山市行最終区間急行に接続するが、天下茶屋では堺東行最終に接続せず、その先もJRを含め他列車への接続はない。それ以外の23時台空港急行の最終接続が気になるところだ。
空港急行の8両編成倍増というのは、平日1運用、土休日2運用なのを3運用か4運用にするのだろうか。優等通過駅のホーム有効長が6連までにしか対応してないことを考慮すると、送り込みなどで普通にも充当される運用は6連にせざるを得ないのだな。そう考えると、京成上野から車庫のある高砂までの全駅8連対応になった京成は恵まれているかもしれない。早朝深夜に増発したのは、同時間帯の普通運用をやめて、8連の空港急行運用にしたからなのではないかと思う。
改正日は1/28、泉北ライナーの専用車12000のデビューより少し早いが、本線と高野線の改正日を合わせる必要はない。12000がデビューしたからって、高野線が改正するとは限らないし。
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