京成電鉄は、日暮里駅3階成田方面ホームに、ホームドアを設置することを発表した。また、日暮里駅1階上野方面ホームと、京成上野駅には固定柵を設置、いずれも2017年度の使用開始を目指す。
また、阪急電鉄は十三駅にホームドアを整備する検討を始めた。設置するのは宝塚本線(3号線、4号線)と京都本線の河原町方面(5号線)で2019年春までの設置完了を目指す。
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京成電鉄にも、ようやくホームドアを設置、在京大手私鉄で一番遅い導入となった。といっても東武スカイツリーラインよりは早いけど。設置対象となるのはホームで待つ人が一番多い日暮里となった。利用客数の割には改良工事でホームが狭くなり、夕ラッシュ時だけでなくデータイムも渡航客で混雑するからな。ましてや五輪で渡航客は増えるし。
イメージ図では、一般電車側の2番線に設置するようで、スカイライナー側の1番線に設置しない模様。向こう側は、ホーム幅が広く、利用者が比較的少ないから付けないのだろうか。両面ホームで片側だけホームドアが付くとなると、西武の高田馬場のようになるな。
降りる客が大半を占める1階及び京成上野駅には固定柵を設置する。固定柵は、東急池上線・多摩川線で整備されているようなセンサー付のものになるだろう。京成上野駅はスカイライナーの発着が多い2番線から整備されるのだろうか。データイムは2番線固定だから、スカイライナーのドアに該当しないところは、ロープを張ればいいのだけど。
今後は成田空港高速鉄道と調整して、空港第2ビル駅と成田空港駅にもホームドアを設置するとのこと、日暮里と違いスカイライナーと通勤車が同じのりばを共有するから、複種類扉に対応したホームドアが必要となる。なお、空港第2ビルはホームドアの導入で、本線特急のスカイアクセス専用ホームへのはみ出し問題が解消される。
十三は関西私鉄では初めての導入、京成が在京大手私鉄で一番遅い導入となったとの対照的だ。梅田に先駆けて導入されたのは、乗り換え客が多いだけでなく、ホームがカーブ状になっており、見通しが悪いからではないかと。よって、京都線ホームと宝塚線ホームだけ先に整備されることになった。京都本線の梅田方面ホームは、降りた客で溢れかえるということはないのだろうか。京都本線といえば、高架になる淡路にもホームドアが設置されるのだろうか。
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