しーさるの鉄日記

しまかぜデビュー


近鉄では来年3月21日に、次世代新型観光特急「しまかぜ」を導入することを発表した。

しまかぜは6両編成、大阪発着の列車で3号車は2階建てのカフェ車両、4号車はサロン席3ヶ所、和風個室、洋風個室、サロン席3ヶ所を設置したグループ席車両、それ以外の車両はシートピッチ1250の1×2シートとなり、シートにはエアクッション付の背もたれが付けられる。
しまかぜは大阪難波-賢島間及び、近鉄名古屋-賢島間を1往復、閑散期の水曜日は運休となる。伊勢市までの停車駅は、大阪難波発が大阪上本町、鶴橋、大和八木、近鉄名古屋発が近鉄四日市のみで、伊勢市以南は宇治山田、鳥羽、鵜方、賢島に停車する。料金は通常の特急料金のほかに、しまかぜ特別料金が700~1000円必要となる。

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前々からリリースのあった、伊勢への新型リゾート特急の詳細が明らかになった。何かJR特急の愛称のようなネーミング。いつもだったら「しまかぜライナー」にするのに。
編成は伊勢志摩ライナー同様、固定の6両編成だが、カフェ車両や個室がある分、定員が少なくなる。2階建ては、今までと違って個室ではなくカフェの方に採用、階下もカフェにするとは100系新幹線と違う考え方だな。

個室は寝台車以外では日本最大になるとのこと。和風個室の堀りごたつはいいのだけど、壁や天井がほかの内装と同じなのが残念なところだ。座席のシートピッチは1250で、JRのグリーン車の1160を上回り、グランクロスの1300に迫る勢いだ。デラックスカー+500円の料金設定だが、普通グリーン車のホリデー料金と大差ないことを考えると、結構乗り得かもしれない。個室1000円、特別料金込でも2000円前後も安い設定。スペーシアは個室だけでも3000円、JRに乗り入れたら6000円ぐらいかかるからな。

設定時間は、ほぼ甲特急のスジを踏襲、ただし停車駅には大和八木、近鉄四日市、伊勢市が加えられ、志摩磯部は通過となった。伊勢市は今まで甲特急が停車しなかったのが謎。近鉄としては伊勢神宮の玄関口は宇治山田なのだろうか。大和八木は京都・奈良からの利便性を重視したとはいえ、近鉄四日市は意外だった。志摩磯部はスペイン村の最寄駅じゃなくなったのね。去年の駅降りで寄った時にかなりガランとしていたけど。谷津や向ヶ丘遊園みたいに、優等の停車が削減されるのだろうか。

特別車両料金は定期運行のない181キロ以遠も設定、一瞬大阪難波から西、つまり阪神・山陽方面だと思ったのだけど、大阪難波から近鉄名古屋までも181キロを超えるのか。貫通扉を見ると、神戸高速には乗入れると思うのだけどね。

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