ブルートレイン全廃へ

JRグループ３社では、「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」を含めた客車による定期夜行列車を廃止する方向で調整していることを明らかにした。

まず、今年度末に「あけぼの」を廃止、14年度末に「北斗星」を臨時に格下げし、「カシオペア」と「トワイライトエクスプレス」は新幹線が新函館に延伸される平成15年度末に廃止となる。

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北海道新幹線開業時には、北斗星を廃止して、トワイライトとカシオペアは残すと思っていたけど、カシオペアまでもが廃止か。新型豪華寝台列車のデビューがちょうどその辺りだからな。カシオペア廃止時点でE26の車齢は15年になるのだけど、客車列車を残さない方針だったら廃車にするのだろうか。新型豪華寝台列車は客車方式じゃないし。

ニュース記事には掲載されていないが、はまなすも廃止となる公算が大なわけで。12両編成を満席にするくらいの客が北海道観光しなくなったところで、経済損失はたかだか知れているけど、夜行バスとの競合がない部分での夜行廃止は少し厳しい。函館～札幌間のバスにしろ、函館～青森間のフェリーにしろ、現状より時間がかかるからな。函館で泊まるにしろ、最終が19時ぐらいだからな。ちなみに、函館行の最終飛行機は羽田1730、遅くまで東京にいたい場合は新幹線を使うことになる。

今回の一連の廃止が、客車列車にとどまって、臨時快速まで巻き込まないといいのだけどね。