しーさるの鉄日記

JR東日本秋の臨時


JR東日本では今年の秋臨時を発表した。その中で気になった点をいくつかピックアップ。

●「SLばんえつ物語」に使われているC57の定期検査に伴い、「ばんえつ物語」の客車を利用した臨時列車を甲府~小淵沢間(EF64牽引)、高崎~水上間(D51牽引)、秋田~大館間(ED75牽引)などで設定する。

●10月の3連休に甲府から水上・横川方面へ「EL&SLみなかみ」「EL&SL碓氷」を武蔵野線経由で運転する。甲府~高崎間はEF64が牽引、高崎から先はD51が牽引する。また、大船からも横浜、新宿などに停車する「EL&SLみなかみ」を運転する。

●八高線80周年を記念して、11/18に12系3両による記念列車を運転する。停車駅は八王子、拝島、東飯能、高麗川、毛呂、越生、寄居、群馬藤岡とする。

●651系7連充当の急行「ぶらり鎌倉号」をいわき~鎌倉間に、快速「ぶらり高尾散策号」を日立~高尾間に運転する。また、E657系10両による快速「舞浜・東京ベイエリア号」を運転する。

ばんえつ物語は客車だけ単独ツアー、グリーン車の展望車からは富士山、谷川岳といった普段の走行区間では見れない景色が広がる。客車を回送するだけでも手間なのに、思い切ったことを考えたものだ。オコジョルームはそのままになるだろうけど、売店は営業するのだろうか。もし営業するとしたら、走行区間沿線の土産物だけでなく、会津・新潟の土産物を販売してほしいものだ。

武蔵野線の臨時客車列車は今回が初めてなのだろうか。団体貸切や貨物はしょっちゅう走っているイメージはするのだけど。新秋津に客車列車が停車するのは少し違和感がある。停車するといえば、大船発着は武蔵小杉に停車しないのか。

茨城の651系は臨時列車デビュー、E653は4連を含めて新潟に行ってしまうからな。来年の3/14改正で定期のひたち運用が終了するだろうけど、残った7連×3、4連×4がどうなるか気になるところだ。
それにしても、赤羽での651は見慣れたけど、横浜や八王子で651を見ると違和感を感じるだろうな。高尾行は豊田でかいじに追い抜かれるから、E257と遭遇するのか。立川でかいじに接続することもアピールしてもいいと思うのだけどね。

急行ぶらり鎌倉は武蔵野線内南流山、新秋津に停車するが、快速ぶらり高尾散策はなぜか柏から立川までノンストップ、武蔵野線は同じスジで走っているのに停車駅の選定基準がよくわからない。鎌倉行7連+高尾行4連の急行にすれば、両方への運転頻度が上がるけど、分割できるのが我孫子ぐらいだと考えると現実的じゃないか。上野東京ラインが開業する春臨以降、鎌倉系統はどうなるだろうか。

なお、JR東日本以外の臨時で目立った点は、「天空の城竹田城跡」号が下りも設定されるくらいか。寺前発は1455、定期の20分後だから姫路方面からの接続なし。和田山には1602着で上下のこうのとりに接続して、利便性を図る。臨時の設定もいいけど、次の改正時には和田山1650着播但線から1649発上りきのさきへの接続を見直してほしいところだ。

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