しーさるの鉄日記

駅織行動(錦川鉄道)


1ヶ月ぶりの遠征、今回は山口県の錦川鉄道の駅巡りを行なうことにした。

1ヶ月前と同じく、朝一番の上野東京ライン(常磐線)で東京駅へ、1時間後の上野止よりは混んでいた。
東京発6時51分ののぞみ7号、今日はN700SのJR西日本車が充当、ホーム対面のこだまはN700Sの固定運用なので、ホームを挟んでN700Sが並んだ。こののぞみ7号は、今年3月改正で速達化され、東海道区間の所要時間が2時間24分になった。時刻も繰り上がり、岩国行にも9分で接続するようになった。

土曜日だが朝早いので、品川を出ても、座席の半分が埋まらない状況、ところが京都から団体が乗り込み、一気に賑やかになった。東京から約4時間、10時42分に広島到着、9分で山陽本線の岩国行に乗り換えた。

岩国へ向かおうとしている最中、西広島で運転見合わせとなった。原因はこの先の踏切の安全確認、後でしらべたら、遮断棒が折れたとのことだ。足止めを食らって23分、11時22分に西広島を発車、念のために徐行して、新井口には33分遅れの11時36分に到着。元々、岩国から乗り継ぐ列車には、列車の性質上1時間近い乗り継ぎの余裕を持たせていたから影響はなかったけど、あと20分停まっていたら、行程崩壊どころが、キャンセルが利かずに無駄にお金が消えていたのかと。

岩国からは錦川鉄道の貸切列車、清流みはらし列車、清流みはらし駅に停車する唯一の列車だか、月に1回の運転、しかも15人以上の集客がないと運転されないという列車だ。今年に入ってずっと申し込んでいたが、集客が悪く今月まで運転されることはなかった。充当されたのは、元々烏山線を走っていたキハ40、最近まで故障で動かなかったが、今日の清流みはらし列車から運転再開となる。募集30人最低15人に対し、乗客は21人、顧客リストをチラ見した限りだと、地元の高齢夫婦連れが多く、お一人様は自分を含め3人だけだった。

清流みはらし列車は12時32分に岩国を出発、西岩国、川西、清流新岩国にも停車するが、今日はそれらの駅からのツアー参加者がいないので、ドア扱いのない運転停車となった。

お弁当つきなので食事をしながら、川や滝といった景色を楽しむことができる。北河内では13時15分から13時30分まで停車、定期列車との交換ついでにトイレ休憩となる。キハ40にトイレ設備がないからだ。

清流みはらし駅到着13時32分、右側に片面ホームがあり、錦帯橋イメージの白い屋根が特徴だが、出口はどこにもない。川の眺めを見るための駅なのだ。駅建設のための資材を運ぶ道路もないので、保線車両で運んで深夜に工事したとのことだ。

錦町着14時00分、キハ40は岩国寄りに引き上げ留置線へ、代わりに一般車両が留置線からスイッチバックして、入線してきた。錦町発14時19分の錦川鉄道の駅巡りに入った。数字は岩国からの駅数。

12河山(歩)13柳瀬ー8椋野ー9南桑(バス)11根笠ー6行波(歩)7北河内

行波は左片面、低い築堤の上にある。出口は岩国寄りにあり、22段の階段を降りることになる。線路を坂道でアンダーパスしたところには民家が何軒かある。行波を出るとトンネルが連続する。この辺は猿などの野生動物がある。

短いトンネルを通って、公団独特の高架を走ると、唯一の交換駅である島式の北河内に到着する。岩国寄りの構内踏切で左に出ると小屋がある。これは待合室でなく、交換駅の信号関係の設備なのだろう。川や橋からは数百メートルほど離れている。

清流の滝を見てトンネルをくぐると、椋野に到着する。椋野は左片面、ほぼ岩国寄りに短い上屋と7段の階段出口がある。駅前からはさらに23段の階段を降りることになる。駅近辺は集落になっており、国道へは橋を渡る。

かじかの滝の前を通って、しばらく走ると根笠に到着する。根笠は右片面、ほぼ岩国寄りに短い上屋と7段の階段出口がある。そこから、坂道を降りたところには県道とバス停があり、それを4キロ走ったところに地底王国美川ムーバレーがある。根笠を出てしばらく走ると、先述の清流みはらし駅がある。

南桑は左片面、錦町寄りに出口がある。駅周辺の建物はなく、そこから30段階段を降りて、斜張橋を渡って国道に出ることになる。

河山は右片面、錦町寄り右側に大きめの駅舎がある。以前は島式だったが、右側が使われなくなり、線路は 草で被われるようになった。交換駅の名残で、駅舎近くに転轍機テコがある。また、少し離れたところに腕木式信号がある。以前は鉱山で栄えており、貨物営業も行っていたが、1971年に廃止となった。駅前からは少ないながらも、岩徳線のすほう本郷へ向かうバスが発着する。美川地区の中心で、近くには岩国市役所や商工会、JAの支所がある。この先は1963年に開業した区間となる。

柳瀬は右片面、ホーム真ん中に上屋、岩国寄りにスロープの出口がある。その出口付近には踏切が、岩徳線で踏切があるのは、ここと川西~清流新岩国間の山陽道の下付近の2か所だけだ。

錦町は左片面の有人駅、ホームから階段を降りたところに駅舎があり、自動券売機も整備されている。駅舎に隣接して、鉄道資料館やレストランの入る建物がある。ホームと逆側には車庫線が2本、一旦本線の岩国寄りに引き上げてから入出庫を行う。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「情報(西日本)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事