名鉄の2021年ダイヤ改正、最後に津島線などを見てみる。
●津島線、尾西線
5月改正において、津島線は本線のところで記述した通り土休日データイムで準急毎時2本が廃止となり、平日と同じ毎時4本となった。該当するのは須ヶ口発で10時台から18時台だ。
須ヶ口発を見ると、00佐 08始弥 22佐だったのが09弥 24始佐となっている。22の豊明準急が廃止に、吉良急行は神宮前~須ヶ口で普通に格下げになっただけでなく、須ヶ口での本線急行接続のために9分も繰り下げとなっている。平日ダイヤと比べると4~5分繰り下がった形だ。
一方、佐屋発を見ると、07始普須 19始準吉 25普豊となっていたのが11始普吉 26普須となっている。25の普通豊明行(名古屋から準急)が廃止になった代わりに、ほぼ同時刻に普通須ヶ口行を移動、19分発の吉良吉田行については11分発に繰り上げている。須ヶ口での停車時間が2分から4分となったので、須ヶ口発は5分繰り上げ、名古屋まで普通になったので、二ツ杁で快特待避するようになり、栄生から先は改正前と同じスジになる。
10月改正では、データイム時間帯において、津島線の森上~津島間を毎時4本だったのを毎時2本に減らす。対象となるのは一宮発9時28分から14時28分、森上発で10時19分から14時49分で、通学客の見込まれる15時台からは毎時4本となる。
一宮~森上間は単線で毎時4本だが、森上~津島間は複線で毎時2本と逆転する珍しい現象が起きることになる。森上では津島行と津島始発が交換するため、データイムは複線区間での行き違いはない。信号システムを改良すれば、一方の線路を塞いで一方の線路の保守を昼間に行うことが可能だ。
名鉄一宮発28、58が森上行に短縮変更となるが、津島へ行くには37、07の急行国府行に乗れば、43、13の津島行を待たずに同じ所要時間で早く着くことができる。津島から名鉄一宮も須ヶ口を経由した方が早く着くケースがある。
●西尾線
5月改正で新安城発24時07分の西尾行最終を17分繰り上げ、新安城発23時50分とする。このことで、名鉄名古屋発23時35分の特急からの接続が、23時19分の特急からの接続に代わる。
●空港線
5月改正で名鉄名古屋発23時15分の急行中部国際空港行を常滑行に変更、りんくう常滑及び中部国際空港への最終を22時45分の急行として、30分繰り上げる。以前は、セントレア発24時30分のタイ・バンコク行『TGでら夜便』があったけど、それでも中部国際空港着23時59分は微妙だからな。
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