伊予鉄道では、明後日にダイヤ改正を行うことを発表した。今回の改正概要は以下の通り。
●金曜日のみ、以下の路線に臨時列車を増発、ないしは延長運転し、終電を約30分繰り下げる。
★郊外電車全線
★市内電車の②環状線:市駅→上一万→古町、古町→JR駅前→市駅、③松山市駅線:市駅-道後温泉
●郡中線の始発電車の時刻を数分繰り上げる。
また、10月1日から坊ちゃん列車の1乗車の料金を500円から800円に値上げする。
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地方都市での金曜深夜増発、同じ四国の琴電では平成22年度から行われていたが、伊予鉄道ではそれから6年遅れの導入となった。でも、琴電の深夜増発は、酔客対応ではなく、香川県の『エコ金デー』に賛同したもの、そういう意味で伊予鉄道の深夜増発と違う。
郊外電車の市駅発は、いずれも30分繰り下がり、横河原・郡中港行が2300発に、高浜行が2310発となる。それでも、松山発伊予大洲行最終が23時14分、今治行最終が23時22分のJRよりも早い。特急を23時前後まで運転しているJRが遅すぎという考えもあるけどね。
繰り下げとなった郊外電車には、市駅着2255の③松山市駅線、2253の②環状線が接続することになる。②環状線を介せば、松山着2236のしおかぜ25号、松山着2238の宇和海32号からの乗継が可能になる。大手町まで歩いても良さそうだけど、7分しか時間がないから微妙なんだな。ちなみに、改正2日後の花火大会臨時ダイヤでは2330過ぎまで郊外電車が運転される。
郡中線の始発列車繰り上げは、リリースには載っておらず、時刻表を比較していたら偶然にも見つけた内容。所要時間をデータイムと同じにして余裕を持たせた上で、高浜行列車への接続にも余裕を持たせるようだ。対面接続とはいえ、遅延して高浜行が待つことが多かったのだろうか。
坊ちゃん列車は大幅値上げ、フリーきっぷの加算料金も300円が600円になるのではないかと。1回乗車500円の坊ちゃん列車で、利用料700円のの高島屋の観覧車『くるりん』に無料で乗れたのがマズかったのかな。市内電車160円に対して3倍強だったが5倍になるのだけど、それを高いと感じるかどうか。割引施設を増やしてくれれば、話は別だけど。
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