20170413
サークル声の第1回総会が、13日午前中に掛川市内の総合福祉センター会議室をお借りして開催されました。見出し画像はこの日の総会の画像です。
サークル声では毎月の活動日の中で定例会を行い、毎月の活動(広報かけがわ音訳活動)の反省・改善点を話合ったり、都度発生する課題やイベント等の打合せをしていました。そのため特別、座を改めての総会は行ってきませんでした。
また活動資金なども支援団体や新聞社等の援助を頂いたり、メンバーから会費を徴収して賄ってきたという事でした。しかし7~8年前に「声の広報」をカセットテープからデイジー録音(CD)に切替える際の機材の調達にはとても費用的に苦労したようです。
しかしその課題を当時のメンバーが中心になって克服してくれたからこそ、今も「サークル声」の活動が続いているといえます。あらためて敬意を表したいと思います。
現在、私達の大きな課題は、活動のための経費捻出とメンバー拡大です。
経費の確保については昨年から市ともやり取りをする中で、今年度から「広報かけがわ」音訳と視覚障がい者への「声の広報」を届ける活動を掛川市からの委託事業として認定して頂き、委託金をいただく事となりました。またメンバー拡大の支援も委託金の中で手を打つこともできるようになりました。
こうした経緯から、毎年総会を実施して活動内容について報告・計画を明確にし、費用の予算・決算等も適正に行うことが求められるに至り、「第1回 総会」の開催となりました。
本日の総会には、関係部署責任者も来賓として参列して頂き、挨拶を頂きました。
掛川市福祉課
掛川市シティプロモーション課広報広聴係
掛川市中央図書館
掛川市社会福祉協議会
また「広報かけがわ」音訳CD利用者の代表
掛川市視覚障がい者協会 藤原さん
議事に入ると
平成28年度活動報告
役員の承認
平成29年度活動計画(案)
平成29年度予算(案)
その他
活動に関わる報告や計画等は提案通り承認されました。
「その他」で参加者から福祉課にお願いや提案が出され、福祉課では担当者と検討してもらう事になりました。その内容は以下の通り。
※市内在住の視覚障がい者の内、「広報かけがわ」CD版が届かない障がい者がたくさんいる。障害者間で情報格差が無くなるよう福祉課にはCD版利用者拡大の協力を頂きたい。利用者の拡大は、私達の作業量でいえばほとんど変わらない。同じ委託金で恩恵を受ける障がい者が増えることになり、費用対効果も高めることができる。
※具体的には視覚障がい者向けに「掛川市では視覚障がい者のためにこういう支援ができる」という内容をオーディオCDで作成し、障がい者手帳の申請者に渡すこともできるのではないか。(この提案については福祉課長も前向きに内部で検討したいとの話もありました)
他の市町に比べ、「住んでよかった、住みやすい掛川市」にするために協力していきたいと思いました。