音訳ボランティア サークル声

音訳ボランティアについて活動内容の紹介や課題などについて紹介してまいります。

音訳講習会

2022-03-17 15:11:29 | 活動

3月2・9・16日の3回にわたって、掛川市立中央図書館で「音訳講習会」が開催されました。

 

 

蔓延防止措置の中、感染防止に努めながらの開催となりました。

 

人数は例年に比べるとやや少ない気がしましたが、参加者は熱心に講師の言葉に耳を傾けていました。

 

一回目、二回目までは、音訳の基礎知識と読み方など。三回目は自分が選んだ写真やイラストを言葉で伝える練習でした。

 

まず言葉だけで伝え、あとから実物を見ると言う試みです。

 

初めて伝えた人も、慣れてる人も、何をどう伝えるか、どれくらい伝えるか、一つずつ細やかな視点で学びました。

 

毎年受講している人にも、とても貴重な時間となりました。

 

 

 

講習会をきっかけに、新しく活動に参加して下さる方がいるとのこと!!! 嬉しいです。

今回の講習会は、当初は2月に開催予定でしたが延期となり、少人数での開催となりました。

 

写真やイラストを使った伝える練習、面白そうですね。

とても難しいのですが、伝わった時の嬉しさ、倍増しそうです。

より分かりやすく伝えられるよう、頑張りたいです。


掛川ロータリークラブから表彰

2022-03-06 09:01:24 | 活動

市内の感染者数もまだまだ多く、予断を許さない状況が続いています。

感染してしまったみなさまのご快復をお祈りしております。

 

さて。

コロナ禍の続く中、サークル声では自宅録音で市の広報や議会だより等の音訳を進めています。

スタッフが集まることが出来ないのは、とても辛いことです。

 

一日も早く、終息しますように。

 

そんな中ですが。

3月3日。掛川ロータリークラブさまより表彰をいただきました

 

励みになります ありがとうございました。

 

 

代表と副代表が表彰式とサークル声の活動紹介を行ってきました。

 

  

講演をきっかけに

たくさんの方に関心を持っていただけたら幸いです

 


聞いて学ぶ

2021-06-11 14:48:37 | その他

声の広報「かけがわ」は、PCなどの再生機で聞けるデイジー版と、CDデッキなどで聞けるオーディオ版と2種類を作成しています。

利用される方の御都合に合わせて送付しています。

 

デイジー版だと1枚で全ての音声が入ってしまいますが、オーディオ版だと4枚から5枚になります。

総時間が7時間くらいになるそうなので、なかなかの量ですね。

 

 

市ではカタログポケットというアプリでも、自動読み上げ音声で「広報 かけがわ」を配信しています。

多言語にも対応しているので、アプリを使うと英語や中国語だけでなく、ベトナム語やインドネシア語まで翻訳されるという優れもの。

ただ、全文という訳ではなく「お知らせ」に値する部分がメインになっています。

 

私も時々、勉強のためにアプリで広報を聞いています。何か作業をしながら流すのには便利です。

音がクリアなので、短文はとても聞きやすいです。

 

ただ、読み上げて欲しい場所を選んでタップしないといけないので、目の見えない方が操作に慣れるのは大変だろうなと思うのと。

自動音声が、まだまだスムーズとは言い難いので、しばらく聞くと、ちょっと疲れて飽きてしまいます。

今後、もっとスムーズに読み上げてくれるようになるといいなぁ~と、期待もしています。

 

人の声の「音訳」は流しておいても苦にならないけど、自動読み上げの音声は、流しっぱなしはキツイかな。

好みや慣れもあるでしょうけどね。

 

今月は久しぶりに録音後のダビングと発送までのお手伝いに参加できたので、できあがりホヤホヤのオーディオ版を借りてきました。

自宅で自分の声を聞くのは恥ずかしいので、車の中で通勤中などに、こっそりと聞いてます。

 

人の声というのは心地の良いもので。

車に乗って聞いていると、ついつい流してしまうというか、聞き逃してしまうところもあります。

長所と短所かしら? 私だからかな??

 

今回、つらつらと聞きながら思ったのは。章

 

「講習会で、読み手が文章の意味を理解できているかが大事」「何を伝えたいか考える事が大事」と教わりましたが。

文節と文節の間の「ま」が、意訳に沿っていないと、ゆっくり読んでいる分、ブツ切れになってしまって「聞きとりにくい」んだな。

「丁寧」と「聞きやすさ」は違うんだということ。

 

一文が長い時にどこで区切るか。一つの単語の中で「ま」が入ってしまってないか。そのまとまりで「意味」が取れているのか。

・・・これは、編集する時にも気をつけないとな・・・と思いました。

 

声の張り。ありすぎると「うるさい」し、ないと「聞こえにくい」

「音量」を一定に保つ事。特に出だしが元気で後半落ちていく・・・ビックリしちゃうよね。

もう、私、数字がヘタすぎて、聞いててヘンな汗がでました。

 

滑舌の悪さやイントネーション。ラ行 サ行 タ行。

誤魔化して読んでいるところや、自信のないところはダイレクトに伝わるなぁ~。

時間が限られているとはいえ、やはり、自分で自信が持てないところは繰り返し練習しないとな。

 

アナウンサーさんはすごいなぁ~。その時に渡されたメモで、ちゃんと読めちゃうんだからなぁ~(しみじみ)

 

車の中で、大反省会開催中です。勉強になりますね。

 

以前、利用されている方に「私の読み方、ヘタでごめんなさい。」と言ったら。

「いろんな人が、私達の為に読んでくれている。それ自体が、とても嬉しい」と。

 

「家に持って帰って録音してるから、もしかしたら、雑音とかも入ってるかもしれなくて、申し訳ない。」と言ったら。

「他の人はどうか知らないけど。私は、少しくらい雑音が入っていても、そこでその人が読んでくれてるってのが、またなんか良いんだよね。」と。

 

技術は上げないといけないし、聞きやすい音訳を目指したい。それは変わらぬ思いです。

努力したいし上手に読めるようになりたい・・・ですが。

 

読み手との繋がりを大切に思って頂ける事も、「人の声で音訳をする」という「良さ」の一つでもあるんだろうな。

 

もっともっと。聞きやすいものをお届けできるように、頑張っていきたいです。


一人立ち目指して

2021-06-10 14:28:16 | 活動

ふと気づけば、前の記事から半年が経ってしまいました。ご無沙汰しておりました。

 

サークル声の活動は、毎月、しっかりと行われています。

市内の感染拡大があった時には、ベテランのスタッフさん達が各家庭に録音機を持ち帰り録音するなど、市内の状況や感染対策にも留意して活動を続けてきました。

 

職場での規制や感染症予防の為に参加できないスタッフさんもいます。

そんな中、新しいスタッフさん達が増えて、頑張って下さっているのが、本当にありがたいです。

 

このままワクチンが功を奏して収まってきてくれる事を、切に切に願っているのですが。

一方で、再びの感染拡大に備えて、「一人で読む」練習が始まりました。

 

今までは録音室に二人が入り、一人が読み、一人が間違いなどをチェックする方法で録音してきましたが。

自宅に録音機を持ち帰るとなると、読むのは「一人」です。

「どう読むか」・・・相談できないのは、なかなかシンドイですし、技術も必要です。

 

「一人で読めるスタッフさんを増やす」為に、今月は録音室で、一人で読むことになりました。

 

自分の読んでいるところを聞いて頂くのは緊張するのですが、誤読やイントネーションの違い、図や写真などの読み方など。

細かな所をチェックして頂けたり、相談できるのが、二人体制の「強み」です。

 

一方で、「聞いてくれてるから」という「安心感」で、緊張感や自分で判断する事を避けてしまう部分もあるかも・・・。

 

私も「一人読み」に初挑戦!してみましたが。あっという間に録音が終わってしまう不安・・・大丈夫だろうか?と思ったら、やっぱり「誤読」がありました。 

自分の所の編集も自分で行うため、思い込みで読んでいると間違いに気がつかないんですね。

分かっているつもりの漢字でも、しっかり調べたり、読むときにも集中しないといけないな、と改めて思いました。

 

「一人立ち」できる技術を身につけたいです。


ボランティア等善行労賞を頂きました

2020-12-26 12:22:21 | 活動

掛川市の市制15周年を祝う記念式典が12月12日、生涯学習センターで開催されました。

15年目の節目として、市内の功労者・団体を表彰していただき、サークル声も功労表彰とのことで「ボランティア等善行労賞」を頂きました。

 

とても立派な賞状と素敵な組み木の時計を頂きました 

 

柳原代表は、表彰式の時。

「これは各団体や功労者さんの名前が、きっと広報かけがわに掲載されるに違いない」と。

表彰式の時に、受賞された方々の団体名やお名前の読み方をメモされてきたのだとか 

 

そうなんです。名前や地名はとても大切なのですが、当て字や何種類も読み方があり、いざ「音訳!」となった時に、調べるのにとても苦労します。

みんなで知恵を出し合ったり、ネットで調べても分からない時には市役所広報課さんや図書館の方にお尋ねしたり・・・。

間違えてしまうとその方にも大変失礼になりますし、知ってる方の名前を聞くのが楽しみと仰ってくださる方のためにも「読み方」は慎重に大切にしています。

 

現場での情報収集!!! このプロ精神!!! さすがです!!!

 

先輩方のたゆまない努力と、それぞれの時間と力を持ち寄って活動を続けているスタッフさん達。

陰に日向に支えて下さっている図書館や市役所の方々や印刷所のみなさん。

そして、何よりも、楽しみに聞いてくださっているみなさんと、共に歩んできた証としての嬉しい表彰となりました

 

昨今の情勢もあり、「継続する」ということの難しさと大切さをしみじみと感じています。

「私達の町の音訳活動」に、興味関心を持っていただけたら幸いです