シネマ ア ラ モード

福山駅前シネマモード(広島県福山市)の映画&イベント情報。

スピリチュアル?

2009-01-21 | Weblog
昨日、観た『永遠のこどもたち』は、いわゆる霊的なモチーフを扱ったお話でしたが、
知人の女性から、下のような話を聞いたことがあります。

彼女が子供の頃、家で一人、留守番をしていると電話がかかってきました。
「はい◯◯です」と言って出たが相手が何も言わない。
どうやら無言電話です。
イラっときた彼女が「もしもし!」「もしもし!」と何度、
呼びかけても何も言わないのでガチャ切りしたそうです。
5分ほどして、また電話が鳴りました。
また無言電話かと思いながら受話器を取ると、今度はお母さんからで、
「5分ほど前に、おじいさんが亡くなったんよ、今日はお通夜になるよ」とのこと。
おじいさんは、重い病気で長く入院していたそうです。
なにげに電話を切って、ふと5分前の無言電話を思い出しました。
“もしかして、おじいちゃん(の霊)から!?”
せっかくおじいちゃん(の霊)が、天国に行く前に孫の声を聞こうと電話をくれたのに、
ものすごく感じの悪い対応をした上に、電話を叩き切ってしまったと、とても後悔したそうです。

いやいや、それただの偶然のイタ電だから…。

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新幹線から

2009-01-20 | Weblog
今日は、大阪で映画3作品をハシゴしました。

まずは『エグザイル/絆』。100%ジョニー・トー。

続いて『そして、私たちは愛に帰る』。とても趣味のいい映画でした。

最後に『永遠の子供たち』。こわっ!で、美しくも哀しいファンタジー。

新幹線の中からなので、このあたりで。

ジョージアの日記

2009-01-19 | Weblog
1/17(土)に封切った『ジョージアの日記』では、
ご覧になったお客様から、この映画のキャッチフレーズを募っています。
考えて下さったお客様(先着150名様)には、
ジョージアコーヒーをプレゼント中。
(協力:コカコーラ)

ステキなキャッチフレーズがたくさん来ています。
例えば、こんな…。


キュートを夢見るガールズムービー(Ranさん)

そのままの自分で恋したくなる映画!(安紀さん)

イケてるブリテッシュスクールLife(利恵さん)

Good Job Angus!(ほねっこさん)

胸キュン青春Movie(ミムラさん)

ベストフレンド&グレートボーイフレンド(リラックマLOVEさん)


書いてくださった用紙は館内にディスプレイしています。

あなたも『ジョージアの日記』をご覧になったら、
ぜひ、キャッチフレーズを考えてみてください。

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ヒトラーの贋札

2009-01-18 | Weblog
今日は営業前に『ヒトラーの贋札』のフィルムチェック(試写)。

第二次大戦末期にナチスドイツが敵国の紙幣を贋造して
経済的打撃を与えようとした事件があり、
その際に、作戦に従事したユダヤ人たちを主人公にした人間ドラマ。

ナチスに協力すれば生き延びることはできるが、
それが同胞への裏切りになるという主人公たちの苦悩。

そして、敵国に贋札が発覚したら即、処刑という恐怖。
また、仮に作戦が成功しても、戦後は証拠隠滅のために処刑される可能性は高い。

サスペンス的な要素で娯楽性ももたせ、重くしすぎなかったのも秀逸。
昨年2月のアカデミー賞では外国語映画賞を受賞した。

シネマモードでは本年度のアカデミー賞時期にあわせて、
1/24~1/30に、カード会員 800円、非会員 1000円の特別価格で上映します。

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少年メリケンサック

2009-01-17 | Weblog
『少年メリケンサック』は、レコード会社に勤める女性スタッフが、
動画サイトでイケてるパンクバンド“少年メリケンサック”のライブ映像を見て、
彼らと契約すべく会ってみると、メンバーは50歳過ぎのオヤジで、
彼女が見つけた映像は25年前のものだった、ってことから始まるコメディ。

私も少し前に、かつて青春時代(80年代)に好きだった、
じゃがたら、スターリンら“伝説のバンド”の映像が動画サイトにあるのを見て、
「こんな映像あったんだ!?」ビックリして見まくったことがあったので、
映画のエピソードがすごくリアルな感じがする。

25年前といえば1984年だから、ちょうどインディーズブームで、
トモロヲさんが「ばちかぶり」、劇作家のケラが「有頂天」、
電気グルーヴが前身の「人生」(←こんなセンスのいいバンド名ないでしょ)をやってた頃か。

『少年メリケンサック』には、かつての“宝島少年少女”たちも来るんだろーか。

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パッセンジャーズ

2009-01-16 | Weblog
ロドリコ・ガルシア監督の新作『パッセンジャーズ』の日本公開が3/7に決まった。
弊社での公開は未定だが、個人的には超楽しみな作品!

前作『美しい人』は2006年、私のベスト3の一つ。
その作品は、9人の女性の人生の一瞬(10分少々)を
ワンカットで切り取ったオムニバス映画だった。
短いスケッチから、それぞれの女性の人生の痛みと救いがほの見えるという、
洗練の極みのような映画。

今回はガラリと変わって、ドラマチックな心理サスペンス。
『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが主演ということで、
前回よりは公開規模も大きいし、公開後、早めに観て上映を検討したい。

●明日より下記2作品が封切です!
『ジョージアの日記』『七夜待』※上映時間は下記をクリック!

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邂逅(めぐりあい)

2009-01-15 | Weblog
今日はオフでした。
そろそろ5月の映画検定試験1級に向けて準備を始めようと思い、
1939年のアメリカ映画『邂逅(めぐりあい)』をDVDで鑑賞。
とりあえず、名作といわれる作品はなるべくたくさん観ておくことが肝要なので…。

名作といえども、今観てフツーにおもしろい作品は正直言って少ないですが、
これはアタリでした。

豪華客船で偶然逢ったプレイボーイと女性クラブ歌手。
それぞれに婚約者がいながら惹かれ合うふたりは、半年後の再会を誓うが…。

いわゆる“すれ違いメロドラマ”なんですが、
前半は上品なユーモアとシャレた会話で楽しませ、そして、後半が切ない切ない。

あと、私のツボだったのは、ヒロインに婚約を解消された元の恋人が、
それでも彼女が困った時には、友人として支えようとするところ。
しかも、ヨリを戻したいなんてヤボなことは言わず。
このやせ我慢こそが男前でしょ。

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ゴールデングローブ賞

2009-01-12 | Weblog
今日、ゴールデングローブ賞が発表された。
同賞はハリウッド外国人映画記者協会の会員の投票により選定され、
アカデミー賞の前哨戦としての注目度も高い。

結果は、ダニー・ボイル監督の『スラムドッグ・ミリオネア』が
作品賞と監督賞をダブル受賞。
ノースターのインディペンデント作品だけに、
アカデミー賞での作品賞は難しいかもしれないが、
監督賞には確実に近づいた感じ。

シネモでは早い時期に映画会社にオファーしており、
上映は決定しています。(時期は調整中)

他に注目したいのはミッキー・ロークが主演男優賞を受賞した
『レスラー』(ダーレン・アロノフスキー監督)。
こちらはヴェネツィア映画祭でも金獅子賞(最高賞)を受賞している。
もちろん映画会社とはすでに交渉中。

アカデミー賞もある程度、見えてきた感じで、
受賞予想をもとに各映画会社と交渉しているところです。

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