オオカミ少女はいなかった

1956年アメリカ、ニュージャージー州の映画館で、
ポップコーンとコカコーラの売上が急に伸びる現象が起きる。
なんと、上映中の映画に観客が意識できないほど一瞬の
広告メッセージが繰り返し映し出されていたのだ！

って、ファーストフードの新商品に徹夜の行列ができたって
「おかしくないか？」って気づく時代に
こんな話を信じてる人っているのかな？

この本は、そんないくつかの「心理学の神話」が、どのような経緯で生まれ、
なぜ、人々が信じるようになったかを丹念に調査、分析したもの。
読みごたえあり。

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