川上澄生の木版画・・初夏の風・・
かぜとなりたや
はつなつのかぜとなりたや
かのひとのまえにはだかり
かのひとのうしろよりふく
はつなつの はつなつの
かぜとなりたや
私は何故か早くからこの詩を覚えていたのですが、作者川上澄生(1895-1972)と版画のことを知ったのは随分後になってからです。
大正時代のロマンたっぷりの版画・・・・・でも古さは全然感じません・・・ロマンチックで透明な色艶があって・・・・・・。
ハリウッド映画にマリリン・モンロ-が登場するよりずっと 以前の作品・・・版画です・・・オシャレですよね
独学で版画の道を切り開きました。川上にとって明治期の文明開化・南蛮のことは好きであったらしく、多くの作品を残しています。
後に現れる版画家 棟方志功に多大な影響を与えたと言われています
川上澄生の絵ハガキより
今日もご覧頂き有難うございます