１０年くらい前でしょうか・・ある病院での健康診断の聴覚検査で左耳の８０００デシベルだけが聞き取れないと言われました。
念のため他病院で検査をしましたが同じ結果でした。
不思議ですね…左耳の８０００デシベルの音だけ聞けないとは。原因も何時からそうなのかも分かりません。治療の方法もありません。
私は普段の生活で不自由を感じることはありません。
でもこの結果を知ったときから
歌が上手く歌えないのも・・運動で片足立ちの時どうもふらつきやすいのも・・ペンで字を書くとき縦書きの中心がとれないのも・・
全部全部左耳のせいだわ・・と思っています、人間のバランスをとる器官は耳のなかにあるのでしょう・・・
・・とは言っても何処まで本当のことかは知りません(年寄りは思い込みが強いですから)
今も何不自由なく・・・平穏にと言いますか・・ボサボサと暮らしています。
撮影場所 箱根 湿性花園
日中は蒸し暑くたまらない…４時過ぎ俄かに空が暗くなり雨降り。
九州、山口県の方面は大変な大雨…お見舞い申し上げます。
近頃の日本列島は荒々しい天候で・・・。どうなっているのでしょうか。
さて我が家はここしばらく懸案にしておりました、パソコンを新しくしました。
最新型になりまして…使い方などとまどっていおります。
新たな気持ちで当Blogを書き続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。
写真は芙蓉・・・夏の我が家を明るくしてくれる花です。コガネムシはこの花が好きらしく・・・すぐに集まってきます。
撮影場所 自宅
好きな真砂女さんの句を紹介させて下さい。
羅(うすもの)や人悲します恋をして 真砂女
死なうかと囁かれしは蛍の夜 真砂女
生涯 恋してはならない人との恋を貫きました。
撮影場所 真鶴半島三ッ石海岸
京都・錦市場はごったがえしていました。この混雑がよけいに興奮を誘うようで・・楽しいです。
主婦ならば錦市場お勧めです。
そんな中歩いていましたら「冷やしあめ」を店先で売っていました。以前から話には聞いていましたが・・・・これはお試しのチャンスとトライしました。
薄甘い飲み物で、少し生姜の味です。・・・何より冷えているのが喉に心地よいです。大変な蒸し暑さでしたから・・・。
何だか大正時代の味・・・良いですね。１カップ１３０円でした。
もう一つ目に付いたのは鱧・・骨切りした鱧を焼いたものです。焼いてすぐ醤油あじを付けるのでしょうか。
持ち帰り自宅でそのまま食べられるのでしょう。まさに京都の夏の味です。
撮影場所 京都・錦市場の「冷やしあめ」を飲んだお店のしつらえ
朝８時半すぎ、京都は昨日終わった祗園祭りの熱気がまだ残っているようで、蒸し暑い・・・。
初めて訪れた西本願寺の境内の広大さにびっくり。祭壇のあるお堂の広いこと・・その柱の太いこと・・・。
砂利の参道から御堂にあがる木の階段・・１０段ぐらいあるでしょうか・・その途中でおばあさんが坐っていました。
８０歳くらいでしょうか・・ナツプサツクを二つも背中に背負って。側には杖が２本ありました。
「沢山の荷物ですね」・・・・と私
「そう こっちは、お経さんが(お経の本)入ってるの」・・「１０時から勤行があるから・・・」とおばあさん。 何にでも「さん」をつける京都人
祭壇でお坊さんが読経されるとき、一般の人は後ろに坐って唱和するらしい。まだ始まるまでには少し時間がある・・・。
暫くすると・・・おばあさん若者のように耳にアイポッドを差し込んで何か聞き始めた・・・
「暇なときはね・・落語聞いてるの・・これ落語・・・アッハハ」と豪快に笑っている
朝のお勤めの常連さんらしい、だれかれと挨拶を交わしている
何と明るく逞しい京都のおばあさん・・・膝が痛くて両手に杖がなくては歩けない・・・・と分かったとき
絶望感が彼女を襲ったことでしょう・・・・デモでも自分で自分を励まして・・明るく、楽しく 前向きに・・・・お寺参りお経と落語と・・・
しばし・・胸を打つ女性でした。
この世にある間は楽しくをあらな
撮影場所 京都駅 落日の瞬間駅を通過する新幹線
心に残った短歌を紹介させて下さい。
青空のもとに楓のひろがりて君亡き夏の初まれるかな
与謝野晶子
夫与謝野鉄幹を亡くした後の晶子の歌。青空、楓かえで、など明るい題材を詠いながらも・・・透明の悲しさが胸を打つ。
私も共感。
撮影場所 真鶴半島 三っ石海岸
昨日も今日も大変な暑さです。昼間の部屋の中３４度、湿度50%夜も良く寝られません。そんな時ラジオを聴いています。
・・・
ラジオ歌謡 白い花の咲く頃
白い花が咲いてた、故郷の遠い夢の日よ
さよならと言ったら黙ってうつむいてたおさげ髪
深夜のラジオからこの歌が流れてきました。淡々としたメロディ、哀愁があって心に沁みます。昭和25年から放送だそうです。
この頃、物心付き始めた私は「黙ってうつむいてた」・・・そうか女の子はそんな風にするのか・・と妙に心に残りました。
白い花・・とは何だったのでしょう。白木蓮それともくちなし、タイサンボク、白ユリ 夏椿
撮影場所 自宅 Mar 09
5・６年前から白髪にしました。おかげで毛染めから開放されたばかりでなく、服装に色んな色が着られるようになりました。
私はグリ－ン系は似合わないので除いて・・・。
白髪には紫系統の色も良いですし・・ブル－系統も使えるようになりました。
ワイン系の赤紫、それにピンク系の赤もOKのように思います。
選択肢が広がったことは、それだけ人生の楽しみも増えたことでして・・・・。
撮影場所 自宅 ブル－ベル 早春に２・３本咲きました
