兼六園 ・・・金沢ひとり旅
金沢の名所兼六園 金沢城の隣にあります
こちらは藩主前田公の個人的庭園だったようで何回か造園されています
緑が多く、立派なお庭 よく手入れされていて気持ちが良い・・
雪解け水なのでしょうか園内に水が豊かです。
園内の一角に成巽閣せいそんかく
これは藩主正室が未亡人となられたので隠居所として建てられたもの13代藩主前田斉泰公が母君真龍院のために建築したもの文久3年。立派な書院造で何処か華やかさがあります
内部は 一段高くなった謁見の間など立派な芸術品 建具なども当時の工芸の粋を凝らして華やかです。巽御殿と呼ばれていた
明治になってから 大正天皇・皇族の方も宿泊された由・・・謁見の間に外国製のシャンデリアが下がっていました。
・・・ということは後の時代に 電燈も引いてありまして・・・。
亀の間などには蚊帳を釣っていた蚊帳の釣り手が四隅にありまして奥方の生活感もかいま見えました。
江戸末期
これだけの御殿を維持するにはたくさんの人手も入用だったでしょう・・女中さんなど使用人が住む館
また客さまが来られた時 お迎えする建物なども別棟に在ったそうですが、
長い年月の間にそれらはすべて失われて、今は成巽閣のみ残っています
内部は 撮影禁止なので撮りませんでしたが・・。入館料700円