鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

11月11日(日)外は8時半頃から雨がふった。

2012-11-11 10:34:10 | 直言!
久しぶりの日曜日、家にいる。

本当は大阪の現場があったがその現場にいっても写真を撮る程度しかない。
後日に内容が分かるので関係者に写真とメモをお願いした。
今日は自宅で休養しないとまた体調を壊しそうな気がした。
来週の日曜日は現場がある。

昨日は1時からの現場だった。
宅急便を送るものがあったので9時前に自宅を出た。
正倉院展の最後の土曜日とあってまたJR奈良駅で大勢が乗り込んできてまたされそうだ。奈良公園周りの市内循環バスに乗って近鉄奈良駅に出た。
バスが国立奈良博物館の前を通ると9時過ぎなのに並んでいる人の数がすごい。
この人たちは朝早くに自宅を出てこられているのか。
奈良のどこかのホテルで宿泊して朝1番にきたのか。
わからない。
コンビニによって宅急便を送って近鉄奈良駅の特急券売り場に寄って11時20分発の難波行き特急券を買った。
そして行きつけの喫茶店にいくと満席、かろうじて1番端が空いていた。また話しかけられる人だがそこに座ることにした。
いつも座っている常連が違う席を譲ってくれて身内のところの行って話をしていた。この日、喫茶店は貸切のお客が来て満席だったらしい。
そしていつも3人で喫茶店内を動いているのに2人という。
2人はものすごく忙しくしていた。
新聞1紙を読み終わって2紙目の中ほどになると席を譲ってくれた人が話しにきた。しょうがない。
少し話しを聞いた。30分ほど話されて私は11時20分の特急に乗らないといけないといった。
11時まで後20分です。席を立たれて喫茶店を出て行った後、私はトイレにいった。11時に出るときトイレをしなくてもいいと思ったが近鉄奈良駅に行くとまたしたい。近鉄奈良駅の中のトイレを見るともう満員、並んでいる。
正倉院展に来ている人です。
こんな時はもう正倉院展が大嫌いになる。
普通の暮らしをして仕事に行く者は混雑と時間との戦いにふりまわされている。
もうイライラしてくる。
私は一目散に行きつけの喫茶店に戻ってトイレを借りてまた一目散に近鉄奈良駅に行く。イライラしてエレベーターを待っていると後ろでおっさんが「階段があります」という。私は「足が痛いからエレベーターに乗るのです」といった。階段を下りるほうが私はゆっくり降りるので時間がかかる。
おっさんは急いでいる私にたまりかねていったのだろう。
下に行くエレベーターのボタンを押しているのにそのおっさんは上にいくボタンを押したのでまたイライラした。
つい口に出ている。
「正倉院展大嫌い」と何度も何度も----。

やっと改札口に入ってホームに降りた。
難波行き特急が停まっていた。飛び乗った。
時間にゆとりをもって身支度しているのに毎年、正倉院展になると地元のものはふりまわされている。高齢者の婦人は家に帰ってもすることがないのかゆったりして「観光シーズンだから」という。
私はある年、正倉院展のためにバスがJR奈良駅で40分近くも人を乗せるためにバスの中で待った。まだそれ以上を乗せる運転手に「このバスは正倉院展に行く人だけではありません。地元のものも利用しています。バスをすぐ出して下さい」と1度行ったことがある。
それでもこの日の仕事のプログラム、1つは支障をきたした。
それほど迷惑になった正倉院展です。
だから今だに正倉院展は大嫌いです。
県外の観光客を呼び寄せる何かの手立てをしないといけない。
正倉院展の間は地元の人は辛抱してほしいというだろう。
地元のものは正倉院展になってもたんたんと普通の生活をしている。
そんなに奈良県にお金を落としていくほどの観光客はほとんどいない。
夕食は自宅近くに戻って奈良にお金を落とさない。
昼はおにぎりか弁当を持ってきて奈良公園で食べている。
中には商店街で食べている人もいるだろうが日帰りばかりです。

大阪の現場で仕事して上本町から3時38分の奈良行き特急に乗った。
現場は5時までしているが後で聞くことにして2時半に出た。
奈良に着くと4時過ぎている。
資料を宅急便で送って自宅に戻ると4時半、近鉄奈良駅に来る中循環バスもいっぱい。ほとんど近鉄奈良駅に降りている。小さな子どもの親子連れはバスから降りてきて「ああ。しんど。しんどかった」といっている。
正倉院展帰りの人の多くが国立奈良博物館前からバスに乗った。
もうバスの中もぎゅうぎゅう詰めです。
バス会社はホクホクだが地元の者はもうイライラした正倉院展です。
10日は晴れていて土曜日、11日の日曜日は雨という予報で10日の人出、近鉄奈良駅も行基菩薩のあたりも大勢の人で混雑していて身動きとれない。
そこを通り抜けるだけでイライラしてくる町の様子です。

これだけ多くの人が正倉院展の文物に触れている。
この国の足跡は渡来人がもたらしたものです。
しかしその歴史すら知らない日本人たちの物見さんのための正倉院展なのか。
一部の学者たちに応える正倉院展なのか。
学者の中も渡来人の足跡をまわりに講演をしている人もいる。そして日韓の交流は近隣に住む在日コリアンとしてこそ現在につなげる渡来人の足跡という人もいる。
しかしほとんどの日本人はそんな足跡の歴史をしらないで未だに在日コリアンは括弧枠に括られた外国人とみなす機構に組み込まれている。
戦前に渡日した在日コリアンそしてその子孫に日本人となんらかわらない法的措置をしてもらうことで日本人がそうした歴史を理解した形跡が見えてくると思っている。
矛盾だらけの正倉院展は大嫌いです。
いつかこんなこと調べて何かをかければと思ったりしている。

地元の人も快適にバスに乗って暮らせる正倉院展にしてもらいたものだ。
こうなったら正倉院展の宝物も見たくないほどうんざりしている。

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