午後の５時半過ぎです。

風邪がすっきりしないので外出しないで布団の中で新聞を読んでいる。

それに沢木耕太郎さんが書いた藤圭子のインタビューをした内容のノンフイクション、「流星ひとつ」の著書も読んだ。風邪で休養している間に１冊を読み終わった。藤圭子の生い立ちも分れば前川清と結婚したいきさつに離婚したこともわかった。なかなか読み応えのある本だった。
私は芸能人をモデルにした著書はそんなに買わないが藤圭子のことは気になった。美人で歌が上手くてなぜ歌手を辞めてニューヨークにいったことも分った。
声が出なくなって喉を切る手術をした。
喉を切ったことにずっと悩み藤圭子の声でない声で悩み苦しみ、歌手をやめても悩んで苦しんでいたのかもしれない。
著書は歌手をやめた後、ニューヨークに行くまでのことでその後はないが、おちゃめで神経質でよく考える藤圭子とわかった。
ただ残念でならない。藤圭子の声でなくなっても歌って欲しくそしてもっと長生きして持ち歌をずっと人前で披露してほしかった。
著書の中で前川清にもふれているが前川清の人柄と成りが見えてくる。やはりいい人だった。私は最初「長崎は今日も雨だった」という歌を聞いてこの歌もいいけれど歌もうまい。それに人柄の温かさが歌に出ていた。私の直感があたって今も前川清が大好きです。テレビに出ていると見ている。
萩本欽一に見出されて面白おかしくのバライテイを見ていてもお腹の底から笑って見られる人です。夫も前川清を見ているときはけっしてテレビの横で野次を飛ばさないで黙って見ている。歌のうまさを認めているのだろう。
「流星ひとつ」、１冊、読み終えた。
それではまた今度は沢木耕太郎の本を探してみようかな。

風邪がまだ治りきらなくて大変です。
冷蔵庫の食材もなくなってきて明日は買出しに出ないといけない。
年を取ると治りも遅くて困ったものだ。