5月29日、金曜日、午前10時6分。

昨日は自宅に戻るのが遅くなった。

2時55分の天理駅に行くバスに乗った。天理駅についたのが3時半、小粒の雨が降ってきた。近いけれどタクシーに乗ったので天理私立北中学校夜間学級に早く着いた。仕方がない。
早く会って話しをしているが話はつきない。1世の話を聞いているといくら時間があっても足りない。
取りあえず5時20分に終えた。そしてこの学校に勤務する夫の兄の子どもに他のことでインタビューをして学校を出たのが5時半過ぎである。
兄の子どもが教えてくれた。
昔、木津に住んでいた1世のオモニ、私の小学校6年の時に桜井に引っ越しされた。苦労されたが余生は学ぶことで送っておられる。
桜井からJRで来られる。5時34分に天理駅に着かれるということで待っていると遅くなるので通学して来られる道を歩いて帰ることにした。
そして天理駅に向かって歩いているとそのおばちゃんが来た。
もう90歳というのに元気にしておられた。杖はついておられたがもう1人の女性と一緒だった。父の弟がかつて住んでいたところに今も住んでいて一緒の連れも同じところに住んでいるという。
学ぶということは年齢関係がなく学ぶ意欲に燃えておられる。
10分ほど立ち話をして分かれた。
90歳近い。会うのがいつ最後になるかもしれないと思って話をした。
その間に知人から携帯が入ったが携帯は切っておばちゃん（私はずっとおばちゃんと言っている）たち話した。もういつ会って話しができるかわからない。私には貴重な時間だった。
おばちゃんの娘さんたちに会いたいが私がいつも忙しい。合う時間に迷惑をかけてしまいそうである。
10分ほどの立ち話をしてえ、おばちゃんたちと分かれて私は天理駅に向かった。
オモニたちの姿が見えなくなってやっと携帯に電話を入れた。
そうこうしていうちに天理駅についた。6時3分のバスと思っていたら早い時間の時刻を見ていた。6時15分のバスに近鉄奈良駅に戻ってきた。
天理駅のバス乗り場で奈良市内から来た若い男性が私に聞く。
「近鉄奈良駅までどれぐらいかかりますか」と聞くので私は「40分程度です」と言った。彼は「友人と山辺の道を歩いてきて足が痛いのでバスに乗って帰ります」と話していた。先日、小学校の同級生も歩いたというが私から見るとよくやるわと思っている。私は絶対に歩けない。足の膝を痛めてしまいそうだ。
昼間に牛蒡と牛肉の煮込んだものを作って置いたのでシャワーを浴びて夕食にした。他に保存食も残っていたので冷蔵庫から出して食べた。

今日、本当は夕方5時、大阪の現場だったが取材先が日程の変更にさきほど連絡があって4日に変わった。
それで今日は自宅にいることになった。

朝から昨日の現場の原稿を1本作成して写真を13枚送信、またホームページにも掲載されるので同じ原稿を送信し写真も送った。
それで10時過ぎになった。
これから昼食して休憩をしよう。