鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

おっちやんの酒盛り

2006-02-25 15:19:33 | 直言!
篠山市立中央図書館で「韓国の絵本を通しての国際交流」を取材して図書館からタクシーに乗って篠山駅に向かう。何を間違ったのか4時25分の特急と33分の丹波快速と間違った。快速の25分に乗りたいといったら運転手は「それは33分です」と言う。慌てるとパソコンから出した時刻表の見方も間違っている。やれやれ良かったと思って駅につくと見掛けは紳士らしい70歳前後の男性がホームにいた。寒気を避けて建物の蔭で待っているので10人程度の乗客は皆、同じ車両にのった。その男性たちは通路を挟んで斜め後ろに座った。縦列の座席なので2人づつかけると思ったら座席を回して4人がけにした。
そして座るなり、何かごそごそとビニールをあける音がすると思ったらするめを出しビールを飲み始めた。アルコールの入った男性の声は大きくなる。4人は三田あたりで降りると思ったら降りない。今度の旅行の話をしている。今度は車で京都に行こうと話している。「そんな酒飲んだら車が運転できない」1人が言ったらもう1人が下戸なのか「俺はのまへんから俺が運転する」と言っている。「そんな1人で運転あかんわ」「そんなら電車でいこか」と言っている。そして酒盛りが延々と終点、大阪まで続いた。だんだん乗客が増えても通勤電車での酒盛りである。これだったら男性たち25分の特急に乗ればよかったのにと思った。特急も大阪まで行く。特急券のいらない安上がりの列車の中は立ち飲み屋ならず座り飲み屋になっている。年輩の男性諸氏たちの行動に乗客は黙って我慢して乗っている。1時間半も乗っていると喉も渇くが少なくとも1番後ろの乗客は何も口にしないで乗っていた
こうしたマナーの悪い年輩者がいるから若者たちが電車の中で飲食をしてしまう。何が悪いのか身を持って示す年代の男性諸氏たちである。篠山口のどこかに行っての旅行帰りでしょうが通勤列車と長距離列車との区別は大人が示していかなければならない。
だから、また見た。2月24日、夕方5時前、近鉄奈良駅から難波行きの電車にのるとドアの所に座り込んでパンを食べている。さすが男子高校生には恐くて何も言えず私が座席を変わった。変わった所の隣の女性は「家庭教育がなってませんな」と私に言われたが男子生徒が恐くて車両の中の皆、見て見ぬふりをしている。これが学校教育や家庭教育の顛末なのです。真剣に大人も道徳を見直さなければならない。
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