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光るおとこ

マキノの山小屋日、宮津トレーラー―ハウス
オーディオなど徒然なるままに。

言ったことを忘れる

2013-08-13 13:16:01 | 母の認知症

孫に些細なことで「出て行け」と怒ったらしい

でも、それを忘れてしまっている。

本当に出ていってもらったら困るのは認識できているらしい。

「言ったやろ」と諭しても「神に誓って、言っていない」と言い張る。

顔も合わせていないとも言い張る。

そんなことが、最近、日常的になった。

言った本人は、穏やかに生きたいのに、一方的にいじめられていると思い。

言われたほうは、勘弁してくれと言いたくなる。

家族で認知症と向き合うのはなんと難しい。

他人なら、また言っている、ぐらいで済むが、自分の親だと情けなくなり

つい感情的になってしまう。

今、母はめそめそ泣いている。

しばらくすると、なんで泣いているのかも忘れてしまい、普通に戻る。

こんな時は、何を言っても無駄。時間だけが頼りだ。

冷たいようだがこれが最良の方法なのだ。

すべて、忘却の彼方に押し流されるのを待つ。

言われたほうは、ず~と覚えているので辛い。

4回言われても、言った本人は0回 これを理不尽と言わなければどういうのか?